外出制限への備え
実家の町、君津に移動。外出自粛の強化もありそうな気配なので、この町で買い物をせずに一週間は生活できる食料を用意することにしました。
台所には玄米が10キロあり、キッチンガーデンには遅れて植え付けしたのらぼう菜が沢山あり、物置長屋の軒下には椎茸が100個程干してあります。昨年作ったラッキョウの酢漬けも数瓶見つかり、これで十分ということで、結局精米だけすることにしました。あと柿ピーをちょっと買い増ししましたが、ほんの数袋ですので、買い占めにはならないと思います
(精米してきた10キロのお米とキッチンガーデンから摘んできたのらぼう菜、それと椎茸一つ)
義母宅への日用品の配達
朝からの雪が午前中一杯続き、予定していた千葉の実家への移動を断念。東京に外出制限が出されるかもしれないこともあり、午後は海老名の義母のところに日用品を一二週間分届けることにしました。
軽トラには連日の里山遊びで使っていたチェーンソーや野菜カゴなどが荷台にあり、それを下ろしてから町田市街のスーパー経由で海老名に向います。細道も山道も雪道も安心して走れる軽トラ、我が家に欠かせない助っ人になりました
掘り上げた種芋用里芋の気持ち
JUGEMテーマ:農作業・家庭菜園
農の会の共同作業の日です。炭焼きが来週に延期になったことで私もこの共同作業に参加となりました。
一昨日柿園で掘り上げた種芋用の里芋は、暖冬のせいかすっかり芽が伸びていて、掘ったままにしておけば数日で干からびてしまう心配がありました。私も、一緒に里芋を埋けたKさんも昨日までに配分の種芋を個人圃場に植え付け終わりましたが、農の会の共同圃場用に配分した種芋が、明日の雪の予報もある中で植え付けの予定が入っていません。そこで急遽共同作業内容を「里芋ファースト」に変更し、里芋種芋120個を一気に植え付けることになりました。土に潜った里芋はさぞかしほっとしたことでしょう
(北圃場の3畝分を里芋に割り当て、一畝約40個の種芋を植え付ける。芽が伸びた種芋が溝から顔を出している。)
3月の炭焼きは竹炭材の窯入れまでで延期に。
今日と明日の2日間で行う予定にしていた3月の炭焼きは、明日は雨との予報から、今日の竹炭材を窯に詰め込む作業までとし、それから先の工程は次週に延期となりました。ということで、今日はドラム缶の窯2つに孟宗竹を短冊状に割いて乾燥させた炭材を丁寧に詰め込む作業を行います。
山の中の炭焼き場は超解放空間で、参加者は6名、唯一濃厚接触が生じる可能性のある状況が2人並んで窯に竹を詰め込む作業の時です。しかしこの作業も窯に向かって黙々と手を動かすだけですので飛沫が飛び交うことは無いと思われます。死亡率の高い高齢者集団の炭焼研究会、油断は禁物です
(高齢研究者2人による詰め込み作業。他の高齢研究者は炭材運びや隙間埋め用の粘土準備など別の場所で作業。)
埋けた里芋と大生姜の掘り上げ
JUGEMテーマ:農作業・家庭菜園
昨年暮れに農の会のKさんと2人で柿園の隅っこに埋けた種芋用里芋を掘り上げる日です。縦穴は毎年少しずつ大きくなって、今回は、里芋(畑に転がっていた親芋)のほかに大生姜も埋けてあります。
種生姜はものすごく高く、零細農家としては秋に収穫した生姜を冬越しさせて翌年の種生姜として使いたいのですが、これがなかなか上手くいきません。今回は期待と不安の中での掘り上げとなりました。
Kさんが慎重に土を剥がしていくと、里芋と共に生姜が出てきました。結果は大成功。約20株ほどの生姜が全て冬越ししてくれました。
昨日都知事から不要不急の外出は控える要請がありました。一応都民の私としては、畑での少人数での農耕作業をしながらコロナ問題の終息を待つことにします
一年ぶりの援農ボランティア
以前援農に出かけていたことがある農家のOさんから電話があり「草刈りをやってくれないか」とのこと。町田に戻る日を一日繰上げ、一年ぶりにOさんの畑にやって来ました。
半年前、強風で倒れた実家の樹木の撤去に沢山のボランティアが来てくれました。今日は、ほんの僅かですがそのお返しのつもりで、草刈りに精を出します
(多摩ニュータウンと生垣を挟んで接するOさんの畑。生垣をこえると住宅地が広がる)
桜老木の切り株の撤去
母屋の南側にある樹齢70年のソメイヨシノは実家の春の装いに不可欠なものでしたが、昨年の台風で倒れてしまいました。ボランティアの人たちが根元1メートル程を残して処分してくれたので、その後は他の片付けを優先し切り株は放置してきましたが、今日からその撤去を始めます。
老木の中心には大きな穴が空いていました。一昨年までこの桜の老木にはフクロウがいました。この幹の穴がお気に入りの場所だったのかもしてません
里芋の植え付け
実家キッチンガーデン、今日は里芋を植え付けることにして、ジャガイモに続いて父親の出動を予定していたのですが、午後になっても現れません。電話すると「天気予報が外れ気温が低く、風邪をひいたら大変。」とのこと。コロナウイルス問題が関係しているのでしょうか、慎重な判断で生活している様子で、息子としては一安心です
(南側には東側道路から母屋に向かう進入路を作ることにしており、里芋の植え付けは北側に3畝のみ)
春の溝払い
春のお彼岸の時期に実家では集落20戸ほぼ全員で田んぼの中の水路掃除(溝払い)があります。父親の代理としてこの溝払いに参加して数年が経ち、この共同活動のルールが分かって来ました。
水路は、田んぼに水を入れる水路(動脈)と田んぼから水を排出する水路(静脈)が交互に並んでいます。動脈水路は各田んぼよりほんの僅か高く、静脈水路は田んぼより低い位置に設けられているので区別が出来ます。春は動脈水路のU字溝に溜まっている泥を鍬で掻き出していきます。
作業開始時に集合写真を撮って、その後だいたい時計回りで、動脈水路の場所に移動していきます。一人が一つの水路の端っこから作業を始めると、誰かが適当な間隔を開けたところに移動してそこから作業を始めます。そうすると次の人は2番目の人が開けた間隔と同じくらい離れたところから作業を開始し、次の人もこれに倣います。この間隔は2mくらいの時もあれば10mくらいの時もあります。ルールらしいものとしては、
- 誰かが作業を開始した水路にフォロワーは集まる。
- 誰かが列の2番手につき、自分の好みで適当な間隔を開けたとこから作業を始める。
- 3番手以降は2番手が開けた間隔に合わせて位置を決めて作業を始める。
- 先頭、2番手など、誰がという決めはない。
くらいのようで、ルールというほどのものがあるわけで無いことがようやく分かってきました。少し集落の住人らしくなってきました
(ある動脈水路での溝払い風景。この列の間隔に決まりは無い)
上前歯一本の喪失とブリッジ治療
一本の歯も失うこと無く前期高齢者を迎え、人生上出来とその達成感を味わっていたのはほんの2ヶ月前でした。上の前歯2本は昔から差し歯で、時々その差し歯が抜けては掛かり付けの歯医者さんに指し直してもらっていましたが、1ヶ月前、普段と異なるところから差し歯が取れるような感触が生じ、診てもらった結果、一本の前歯が基の部分から折れてしまっていました。
最初の治療方針は、基から折れた歯の両側の歯(一本は差し歯)2本を削り、3本繋がった冠を作ってそれを装着するというものでしたが、最終的には、隣りの前歯一本(差し歯)と繋げた2本のブリッジとなりました。歯の喪失は最少に済んだものの、歯を失ったことは人生の新たなステージに入った感じで、残りの人生はこの感じと頻繁にお付き合いすることになるのでしょう
菜花だらけの畑
町田に居る時間が無くなって来ている状況では、そろそろ夏野菜の植え付け・播種の準備にかからないとトマトやピーマン、ナスの収穫を町田では楽しめなくなってしまう心配があります。そんな心配ごとから今日こそ残った冬野菜を片付けようと農の会の第一農場(個人管理圃場)にやって来ました。畑は、半分ほど収穫して歯抜けになった各種冬野菜が董立ちして管理不良の菜の花畑のようです。さっさと片付けようとしたところ、菜の花の隙間に食べられそうな脇芽があるのを見つけてしまいました。カブ、聖護院かぶ、大根、小松菜、からし菜、のらぼう菜の残菜に美味そうな菜花がたくさん付いています。これを収穫しないのは冬野菜に申し訳無いようで、落第就農者は当初の目的を放棄して菜花の収穫だけをして帰ることにします
(手間のビニール袋は各種葉物野菜の菜花がぎっしり。)
閉鎖中のカフェテリアにあるミニ車
一週間ぶりの町田で、溜まっていた銀行処理のために駅前に向かって歩いていたら、ガラス越しに派手な緑色のミニ車が目に入りました。ここは図書館や市役所分室が入っている市民施設ですが、今日はウイルス問題で閉鎖され、車は暗く静まりかえった室内に展示されています。
ミニ車はオレンジ色のケースを背負ってこれから遠出をしようとの装いですが、このご時世、ボンネットに大きなマスクを掛けてコロナ対策も万全というところも見せてはどうかと思いながら銀行に急ぎました
「小糸在来」大豆
実家のお隣さんから「小糸在来」大豆煎り豆塩味という煎り豆を頂きました。小糸在来は実家のある君津地方に古くからある大豆の在来種で、この大豆を使った食品の商標になっています。甘みが濃く、この地域の住人は誰でも知っているちょっと自慢の豆です。
以前千葉の大学で知的財産の講義を担当していたときに、地域興し等のために15年ほど前に制度化された地域団体商標を説明することがあり、そのときには千葉の代名詞のような「八街落花生」を事例に使っていました。それから数年が経ち、「小糸在来」もだいぶブランド化してきたように思います。今また講義資料を作るなら「小糸在来」を商標権の活用の事例にあげるだろうと、小糸在来をボリボリ食べながら思いました。
但し小糸在来は地域団体商標にはなっていません。(多分、「小糸在来」の商標出願時に地域団体商標は制度化されていなかった。)
「地域団体商標制度化の先を走る程の素晴らしい先見性ある知的財産活用の地域活動」といった内容になるような。
東側道路からの進入路作り着手
瓦礫(瓦とブロック)の搬出はこれまでに約1.4トンを軽トラで運び出しました。今日の搬出一回を含めてあと3回で瓦礫処理は終わりそうです。軽トラさまさまです。
午後は次のプロジェクトに予定している「母屋への東側道路からの進入路作り」に着手します。これは早ければ5月遅くとも8月に予定している母屋の解体時に、外に繋がる通路をもう一本設けて、解体工事中でも自分の車が出入りできるようにしようとするプロジェクトです。
作業は次のようなことで、これを開墾鍬、スコップ、チェーンソー、一輪車と手持ちの道具でやっていきます。
-生垣のイヌマキ8本を掘って移動する
-銀杏の切り株5個を半分掘ってチェーンソーで切り、撤去する
-楓2本を切って、切り株を除去する
-銀杏林とキッチンガーデンの間にあるU字溝に車が渡れる蓋を設ける
-キッチンガーデンと果樹園のの南側一部を潰して平す
-以上の作業でできた通路用池(幅3メートル、長さ50メートル)の凹凸を無くす
-先ずは軽トラで往復して道を固める
瓦礫搬送に比べてこの作業私に向いている感じがします。ちょっとわくわくしながら切り株の1つに最初の一鍬を入れました。
(手前の3個と銀杏の並びの間にある2個の切り株を撤去し、その隙間を通って母屋に繋げる道を作る)
瓦礫の搬出、瓦礫から資源に
3回目の瓦礫を搬出します。罹災ゴミ(瓦礫)置き場では、瓦、ブロック、トタン、垂木・さん、石膏ボード、柱(木)、倒木・枝などのごとに置き場所が定められています。我が家(実家)で生じた瓦礫もこの区分けにそって置かせてもらいました。資源として再度お役に立ってほしいとエールを送りながらのお別れです
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