2020.02.29 Saturday

急須の蓋の漆掛け

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    一昨日の文箱等の拭き漆の作業の時に出来なかった欅の急須の蓋は、町田の自宅におき忘れていたので無く、いつも移動時に持ち歩いているショルダーバッグの中に入っていていました。今日は町田に戻るのであまり時間はないのですが、ここで蓋に漆掛けしないと又どこに置いたか分からなくなるような不安から、急遽拭き漆の作業となりました。

    木地は急須の蓋だけなので、漆を刷毛で塗って、ペーパータオルで拭き取る作業にかかる時間はせいぜい5分です。しかしこの作業にかかる前には、漆掛け用の作業着作業ズボンに着替えエプロンをして、頭巾をかぶって防塵マスクをして帽子を被り、使い捨て手袋を含めて三重の手袋をはめる着替えが必要で、この準備に30分かかります。この格好で街に出ればコロナウイルスも人も逃げていくでしょう

     

                                                        (粘土を下げた漆を使った木地固めを終えた欅の急須の蓋)

    2020.02.28 Friday

    キッチンガーデン、じゃがいもの植え付け

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      朝、高齢者住宅によって「今日は午後からジャガイモを植え付ける」と告げると、すかさず「手伝う」との返事。父親の帯状疱疹は未だ完治とは行きませんが、晴れて風が無い日には外で作業する気力が出てきたようです

       

      2020.02.27 Thursday

      拭き漆の再開(5) 物置長屋での拭き漆開始

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        温湿度計の紛失に加えて生漆の在庫を切らし中々再開できなかった漆塗り、漸く作業開始です。蘇芳の草木染めをした欅の文箱は今回の漆掛けと拭きで6回目となり、当初予定していた回数に届きました。乾燥後、どんな光沢になっているのか、今から楽しみです。一方、先週作った欅製の急須の蓋、今回文箱等と一緒に漆掛けする予定でしたが自宅から持って来るのを忘れてしまいました

         

        2020.02.26 Wednesday

        火消し壺

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          母屋の土間にある棚を片付けていた時、私が小学生ころ使っていた記憶がある火消し壺が出てきました。記憶の中では黒っぽい色をしているのですが、目の前のものは錆びて赤い色をしています。日の当たるところに運んで、蓋を取ると、少し重たいような湿ったような空気がわずかの間漂い日差しの中に消えていきました。65年くらい前の空気だったのかもしれません。中には消し炭が二つ入っていました。

          この火消し壺、また使うような気がします。それがどんな場面かはイメージできませんが、そんな気がします。物置長屋に持っていくことにしました

           

          2020.02.25 Tuesday

          梅にウグイス

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            朝から風もなくすっかり春の陽気となりました。実家母屋では箪笥や書棚などの箱物の処分が続いています。箪笥を母屋から運び出そうとした時、ウグイスの声が聞こえてきました。だんだん声が大きくなり、庭の枝垂れ梅を目指して移動しているようです。

            母屋の解体の際には周囲の庭木を切らなければならないらしいのですが、この枝垂れ梅だけは守り抜いて、来年もこの庭にウグイスが来てくれるようにしましょう

             

            2020.02.24 Monday

            大日鉱山の灰クロムざくろ石 (鉱物の断捨離)

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              JUGEMテーマ:鉱石鉱物

              久しぶりに鉱物の断捨離。貴石探検隊時代の鉱物は乙女鉱山の水晶を除いてあらかた処分(代表品をちょっと残す)が終わりました。残りは石の時代の後半期に、時々石友と出かけた時の採集品や貰い物で、めっきり採集量は減り大抵は小さな箱をボール紙で仕切った入れ物に入っています。

              今回の断捨離品は佐久市大日鉱山の灰クロムざくろ石。大日鉱山は佐久から秩父に繋がる峠道のすぐそばにあり、日本では数少ないクロムを採るための鉱山でした。道路と並行して流れる河原に広がるズリの上をぴょんぴょん跳ねながら黒っぽい石ころ(クロム鉄鉱)を手に取っては緑色の皮膜があるかを見ていきます。緑の皮膜が付いている石が見つかると今度はその皮膜状に見える部分が小さい結晶になっているかをルーペで確認します。

              暖かい日差しが降り注ぐ河原での鉱物採集、家族連れには最高のところでしたが、我が家の子供はとうに相手にしてくれない歳になっていました

               

                     (左: 大日鉱山で採集した最も大きい灰クロムざくろ石、 右: 貴石探検隊員からもらった埼玉越生の同石)

              2020.02.23 Sunday

              農の会、野菜畑の耕運開始

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                毎週一回の農の会の共同作業、今日は4つある共同農場のうち、通称「野菜畑」の春夏野菜作りの準備です。先ずは草に覆われてしまった防草シートを剥がしていきます。剥がした防草シートは南からの強い風にあおられて、埃が舞ってもうもうとしているのですが、新型コロナウイルスもこの風では人に感染するどころではないのではと、根拠の無い期待を掛けての作業となりました

                 

                2020.02.22 Saturday

                今年最初のめかい作り

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                  月二回あるめかいの伝統技能保存会の日。今年最初の参加となりました。ソコの部分の六角目編みは指先が覚えている自信があります。問題は底から立ち上げるところに入る「目くずし(6角の目を7角の目にする)」のところ。すっかり忘れていますが、会場に行けば誰かに教えてもらえるだろうと会場に来たところと、年少組だけでなく年長組も篠竹からヒネを作る作業を行なっていて、誰一人カゴを編んでいません。コースも覚えていない落ちこぼれマラソンランナーが先頭を走っているような状況です。

                  指が覚えていないので、頭で6角目を7角目にするアヤの取り方を試行錯誤して、何とか底から側面部分が立ち上がりました。ボケ防止には良い日になったことでしょう

                   

                  2020.02.21 Friday

                  蓋なし急須の蓋作り

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                    実家物置の片付けの中でちょっと変わった目を引く急須が見つかり、セットの湯呑み茶碗もあり、あとは蓋さえあればということでしばらく蓋探しをしたのですがついに蓋は見つかりませんでした。そんな時「そうだ。蓋を木で作ろう。」ということを思いつき、今日横浜木遊びで佐平次管理人のご指導のもと、端材の欅を使って急須にぴったり(本物は見たことないので想像)の蓋が出来上がりました。実際の使用は漆掛けしてからなのでもうしばらく掛かりますが、「蓋欠け急須に木っ端の蓋」ちょっといい感じです

                     

                    2020.02.20 Thursday

                    直売場基礎講習の受講

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                      実家の近くにある直売場で野菜等を販売するには、毎年基礎講習という講習を受講しなければなりません。今日は今年度の最後の基礎講習が開かれる日。この講習を逃すとこの4月から一年間、直売場で野菜を売れなくなってしまいます。

                      講習会場に入ると机には講習用の資料が置かれていて、消費税に関する資料が大半を占めていました。軽減税率対象品の説明等の資料に混じって消費税の納税についての厚い資料があります。消費税納税対象者は年間売り上げが1000万円以上なので、この資料の知識が役に立つ機会は万に一つも無いのですが、拡げて読み始めることにしました。なんだか本物の農家になった気分を味わいながら無事講習を終えました

                       

                      2020.02.19 Wednesday

                      実家での拭き漆再開のトラブル

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                        片付け・焼却・廃棄ばかりの実家での生活に創作的な時間を設けようと拭き漆を再開することにして、拭き漆作業スペースを実家物置長屋に設けました。和紙で隙間を目張りした古い長持(ムロ)に、ミニデロンギとタオルに水を吸わせた容器を置いて、漆が乾きやすい温度湿度を維持しようとするものです。

                        いざ拭き漆を再開しようとしたら、以前購入した温度湿度計が見当たりません。台風被害で長持を一旦物置長屋の二階に片付けた際に温度湿度計を別ののところに置いたようです。母屋から避難してきたものでごった返ししている物置長屋の中を一通り探しても温度湿度計は見つかりません。大した値段では無いので新しいものを買いに行くことも考えましたが、仮に購入してそのあとで温度湿度計が出てきたらそれは悔しいだろうと思い、2回目の温度湿度計探しを始めました。このサイクルを数回繰り返し、夕方になってようやく温度湿度計を発見。

                        なんとも悶々とした一日となってしまいました。恐ろしいことは物忘れが更に進むと今日のような状況に陥る機会が増えることです。このような場合にどうするか、考えが纏まったら久しぶりに「生き方ルール」に加えることにします

                         

                                                       (二段目の中央の白い小さいメーターが一日探して見つかった温度湿度計)

                        2020.02.18 Tuesday

                        下宿農地の雑木片付けの開始 (10大プロジェクト No.9)

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                          昨年の地籍調査の結果、我が家の地所に確定した隣の集落にある荒地100坪は、新たな借り手は見つからず、私の手で何とか野菜畑に復元することにしました。荒地には背高泡立草に紛れて雑木がたくさん生えています。この雑木の抜根をしないことには畑にする作業にかかれないので、今日から少しずつ雑木の伐採を始めまることにしました。

                          チェーンソーのエンジンがうなり始めると、川の向こう側の住宅から住人が出てきてこちらを見ています。「うるさい」と言いたいのか「手伝いましょうか」と言いたいのか。多分、前者でしょう

                           

                                                           (「下宿」という地名にある父親名義の雑草地。「下宿農地」と命名する)

                          2020.02.17 Monday

                          古い欅柱から作った鉛筆立て

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                            解体を予定している実家母屋の一尺角の欅の柱、廃棄してしまうのは余りにも勿体無く、何とか一本でも残せないかと物置長屋の軒下に保管場所を確保することにしました。しかしそこにはこれまた一尺角の欅柱、それは40年ほど前に父親の実家を解体した時に父親が運んできたものが先住しており、先ずはその年代物の欅柱の処分が先です。

                            先週、その欅柱を50センチほど切って木遊びに運び込み、あれこれ加工した結果、小さな鉛筆立てが出来上がりました。鉛筆立てには、それが元は柱であったことが分かるようにホゾ穴の一部を残してあります。

                            今日これから実家に移動してその鉛筆立てを父親のところに持って行きます。だいぶ小さくなりましたが、父親が育った家の欅柱、70年ぶりに再度父親のお役に立とうとしています

                             

                            2020.02.16 Sunday

                            椎茸ホダ木立ての作り直し

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                              JUGEMテーマ:里山

                              先週、今年分の椎茸ホダ木用のコナラの枝を城山農場に運んできました。来週、この枝を90cmに切りそろえ椎茸菌の駒を打ちます。今日はその新しいホダ木用のホダ木立てを用意することにしました。今日はe-taxがまだ終わっていないのでそれをやることにしていましたがどうも気乗りせず、それをやらない言い訳としてホダ木立ての準備ということにしました。実際は5月までに用意すればいいので急いで作る必要は無いのですが、「先何が起きるか分からないのでできるときにやっておく」ということで自分を納得させています。帰り掛けには先週芽が出た春物のふっくら椎茸を採って帰ります

                               

                                   (手前: 新しいホダ木立て    左: これから玉切りする小楢    奥左の棚: ふっくら椎茸を収穫できた2年ものホダ木)

                              2020.02.15 Saturday

                              蕗味噌作り

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                                実家の銀杏林で摘んできたふきのとう、自宅に戻ってさっそく蕗味噌作りです。花が咲く前のふきのとうなので苦味は少ないはずです。自作のごま油で炒め、みりんと白味噌、それにほんの僅かな砂糖を加えて焦げないようにヘラでかき混ぜること10分、春の香りいっぱいの蕗味噌が出来上がりました。ご飯の上にたっぷりの蕗味噌、お砂糖少な目が大正解でした

                                 

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