お正月のお飾り作り
実家に移動。朝から寒く一日中気温は上がらないとの予報です。外の作業は厳しい日ですが、父親は手拭いでほっかぶりをした出で立ちでビール箱と小さな座卓を物置長屋の軒下に並べ始めました。お正月のお飾りを作るということです。何処で手に入れたのか藁束と近くの八幡様から頂いた幣束を座卓に並べてお飾り作りを始めました。私が子供の時、祖父が同じようにお飾りを作っていました。母屋が無くなると神棚も仏間も無くなり、お飾りを飾るところがありません。が、母屋の外には井戸神様と稲荷様がいるので、来年もこのお飾り作りの光景はあるような気がします。
私はミニ門松を作って、母屋最後のお正月を飾ることにします
令和元年最後の城山農場
今年も残り少なくなってきて「今年中にこれもやってあれもやって」とは行かないことをいつのまにか受け入れていることに気づきます。夜には千葉の実家に移動するので今日が令和元年最後の町田の貴重な時間なのですが、ジタバタせずのんびりヤーコン掘りでもすることにしました。小野路城山農場に軽トラで出かけると、圃場は北面の背の高い雑木のお陰で陽だまりになっていて、春のようにポカポカです。上着を脱いでスコップをヤーコンの脇にさすと面白いように大きいヤーコンが現れます。どういう訳か立派なジャガイモが出てきました。数日早いお年玉のようです
ミニ門松作り
大晦日も近くなり、今日はミニ門松を作ります。材料の粉ミルクの空き缶と畳表の切れっぱし、ショロ縄、それに松の枝は炭焼研究会のM代表が何処からか調達したものを分けてもらい、真竹は炭焼研究会有志で山から調達し、斜めに切ったものを用意しました。お昼を食べてから陽だまりの玄関前に陣取って、持ってきた材料でミニ門松を作ります。調達してきた材料は4個分。ここでは2個作り、残りの2個は実家に持って行き最後のお正月を飾ることにします
木遊び、暮れの大掃除
実家の半壊を契機に寺家木工舎から横浜木遊びに移って3ヶ月半が経ち、今日は木遊び大掃除の日です。木工では木を切、磋、琢、磨し、どの作業も木屑木粉が出ます。木工作業場がきれいな訳が有りません。特に棚の中で1年間一度も触ることもなかった材や治具の周囲はたっぷりきな粉を掛けたような有様です。しかしそんな汚い作業と分かっていながら、日頃お世話になっている作業場への恩返しのつもりか、或いは掃除の後のお昼に提供される銚子丸の握り寿司に釣られてか、管理人お二人を含めてなんと14名の大人数が集まりました。
2時間掛かった清掃の後はお待ちかねの木遊び管理人さんが取ってくれた銚子丸の握り寿司でのお昼です。2つ並べた机の周囲に参加者全員が座ってみると、木遊びには定年退職者だけで無く若い人達もいることが分かります。デイサービスで高齢者と若手スタッフが一緒になってお昼を食べているような光景の見られる木遊び、来年もお世話になります
のらぼう菜の植え付け
実家に戻って、暇を見つけては里芋を掘って直売場に持って行き、キッチンガーデンには3畝分の空きが出来ました。今日はそこにのらぼう菜を植え付けます。この植え付けが、キッチンガーデンが銀杏の倒木で覆われてから最初の作付けとなります。
台風被害から3カ月、多くのボランティアのお陰でここまで来ました。圃場の向こうに倒れた銀杏の木の切り株が見えます。この巨大な切り株を片付けることが出来れば、漸くキッチンガーデンから台風被害の跡が消えることになります
父親の骨董品の断捨離
先週父親が電動三輪車に乗って近くの骨董屋まで行き、父親が保存してきた古い物を処分したいと話をつけてきました。今日はお店の人が実家に来て品物を見に来る日です。父親はタンスの中から帝国陸軍の軍服や勲章を取り出し、それに古銭、紙幣、古いカメラなどを座卓の上に並べて待っていました。軍服などは70年間タンスの中で収まっていたことになります。
お店の人が横浜から到着、早速一点一点丁寧に品物を見ていきます。算定された値段は父親が満足する値段と開きがあったようですが、一部のものを除いて買い取ってもらうことにしました。これで実家の断捨離がまた一つ進み、父親の煩悩も一つ軽くなりました
軽トラ、災害ゴミ搬送の初任務
出炭に参加するためにアクアラインを往復してきた軽トラは、帰りがけ港北ニュータウンのコーナンに寄り、荷台保護用のゴムシートを装着しました。シートには2種類あり、一つは表面がつるつるで野菜カゴが滑る様になっている農家用のもの、もう一つはシート表面に水玉状の凹凸があって荷物が滑らない様になっている一般荷物用のもの。我が家の軽トラは一般用の水玉凹凸ゴムシートを選びました。
実家に戻って、今日が災害ゴミ搬出の初仕事。荷台にはボランティアが去ってから搬出出来なかった家財ゴミが並びました。凸凹シートのお陰でゴミが荷台で横滑りすることはなさそうです
荏胡麻栽培記(6) 無念の片付け
小野路城山農場で栽培していた荏胡麻は実家の被災対応のため秋の収穫は全く出来ませんでした。今日はその荏胡麻の片付けです。穂の中にいくらか実が残っていて穂を握ると荏胡麻油特有の香りがします。今からでも穂を集めればいくらか荏胡麻の実が採れるかもしれませんが、その時間も無く、残念ながら荏胡麻約150本は全て抜き取って焼却します。荏胡麻の木の焚き火にはタヌキの採りのこした安納芋を入れました。焼き芋でも食べて憂さ晴らしとしましょう
2019年冬最初の炭出し
今日は先週焼き終えた炭を窯から出す日です。11月は雨続きで炭焼きすることが出来ず今日が今年最初のそして令和最初の出炭となりました。沢山あった炭の在庫も尽きかけていて、今回の炭出し品が品質不良だと町田ツーリストギャラリーの販売品の製造にも支障をきたす可能性もあり、危機感を持っての出炭です。
ドラム缶窯から出してブルーシートに広げた竹炭にM主席研究員がテスターを当てると針は振り切れ、抵抗は0Ω。上手く焼けました。先週の炭焼きから正会員となり炭焼研究会の平均年齢をいっきに引き下げたRくんもニコリです
大きすぎるおにぎり弁当箱 (2) 木地の完成
JUGEMテーマ:木工
復興中の実家と町田の自宅の往復の途中で立ち寄る横浜木遊び、今日が今年最後の木工です。仕掛り中のおにぎり弁当箱2個は、前回側板の留継ぎ部のアリのかんざし差しまで終わっていたので、今日は反ってしまった蓋の反り留めのやり直し、箱の内部に入れるT字形の自立仕切り板作り、そして最後に焼きごてを使って「亮」印を蓋の裏側に押して「少し大きすぎるおにぎり弁当箱」の木地が完成しました。
新年を迎えたらここ木遊びで、おにぎり弁当箱と台風で作業が止まっている文箱の拭き漆を再開しましょう
キッチンガーデンの大生姜販売
JUGEMテーマ:農作業・家庭菜園
台風15号による銀杏の倒木によって壊滅した実家のキッチンガーデンでは生姜と長ネギが倒木から一部が外れ、倒木した銀杏を撤去した後に里芋が生き残っていてくれました。とは言ってもキッチンガーデンの再興にはなかなか手が回らず、ずーと放置状態でしたが、先週から少しづつ収穫して近くの直売場で販売しています。先週は里芋を掘って、被災野菜なのでちょっと低目(500gで200円)で販売。用意した38袋がほぼ完売しました。今日は三洲大生姜を販売します。店頭には生姜の競合品が2つ先に並んでいました。値段は130円と150円です。自慢の大生姜をいくらにするか、決めた値段は300円。凶か吉か、どうなりますか。
(直売場野菜棚の左奥の隙間に置かせてもらった自慢の三洲大生姜)
軽トラ購入
実家復興の強力な助っ人として軽トラが我が家のメンバーに加わりました。これで車は以前から実家で働いていたGinoと今年春に購入したGolf、それに軽トラ(Carry)の3台となります。軽トラは実家の復興活動だけでなく町田での農作業にも活躍してもらおうと思っています。Ginoは父親から私名義に変わり、多摩ナンバーとなります。クロにとっては一緒に父親のお世話をしていた仲間との再会となります
コットンプロジェクト(4) 綿からの種の分離
La Manoのコットンプロジェクトに参加して育て始めた綿花は、花が咲いて、花の後にピンポン玉くらいの大きさの実が付き、それが弾けてコットンが現れたのですが、霜が降りてからは実が弾ける事が無くなり、収穫はこれで終わりのようです。
収穫したコットンの実にはガクが付いていて、これは簡単に取れました。コットンボールにはミカンの種のような不規則な形の種が数個くっついていて、次の工程はこの種を取り除くのだろうと予測がつくのですが、種は綿にしっかり包まれているので、取り除くためには糸を引きちぎるような大変な作業となります。どうやって種を取るか、昔の綿花のプランテーションを扱ったアメリカ映画の中で種を取る作業を見た記憶が有りません。作業はここで中断。ネットで調べてから再度挑戦することにします
災害義援金の配分案内が届きました
父親宛に台風15号からの一連の被害に対して集まった義援金の配分についての通知が市役所から届きました。家屋半壊の被害者は15万円を頂けるとあります。本日その申請書を市役所に提出しました。
父親はただただ有難いと言っています。私もただただ有り難く、次回は私が支援者、募金者に成らなくてはと強く決意する次第です
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