炭焼き場の初氷
久しぶりの快晴の朝、連日の雨天で延び延びになっていたまちカフェ用の商品作りを炭焼き場で行うことになりました。ストックしておいた竹炭を14cmの長さに切り揃え、それを袋つめする作業を今日と明日に分けて行います。
日差しはあるものの空気は冷たく、囲炉裏の傍のバケツには薄く氷が張っています。小野路里山いよいよ冬入りです
(ブロックの上にバケツから取り出した薄い氷の板を置く)
ロメインレタスと椎茸の朝食
昨日城山農場で椎茸ホダ木の救出に汗をかいて、お土産に形の良い椎茸を数個採りました。その後帰宅路の途中にある農の会の第一農場(個人管理圃場)に寄って、成長を待っていたロメインレタスの出来具合を確認。丁度食べ頃のサイズになっていました。このロメインレタス、実家に時間を取られている間追肥などのお世話出来ず瀕死の状態で生きてきたのですが、遅い成長がこの時期の収穫の恵みをもたらしてくれました。
今日の朝食はお醤油をちょっと垂らした椎茸の姿焼きとシーザースサラダ。ロメインレタス特有の微かな苦味が堪らなく美味しく感じます
城山農場ホダ木置き場一棚修復
城山農場の椎茸ホダ木が横倒しになっている問題は、人手の問題より竿を支える杭が手に入らないところにあります。実家の銀杏林には杭にする太さの枝がいくらでもあったのですが、全て片付けてしまって今は一本も在りません。
そこで苦肉の策として、木工用角材(胡桃)の先を尖らせて杭がわりにすることにして、今日は椎茸ホダ木の救出に着手します。
棚を作る場所は今年春のホダ木棚の隣に定めました。この場所の真上には太いコナラの木が枝を張っていて「夏は日陰、冬は葉が落ちて日差しが入る椎茸栽培の最適なところ」で、これまで場所を空けておいた所です。(もう太いホダ木を用意することは出来ないだろうとの思いからの判断です。)
救出が終わった椎茸ホダ木、丸2年を迎える来春には肉厚4cm、直径30cmの特大ドンコをつけてくれるでしょう
(左: 救出した昨年春準備のホダ木、 右: 今年春準備のホダ木。細さが目立つ)
物置長屋の瓦屋根の修復完了、と思ったら。
台風で瓦10枚が剥がれ5枚が欠けてしまった物置長屋の屋根の修復の件、解体中の木小屋の屋根瓦が全く同じ品物であることが分かりました。木小屋に梯子を掛けて瓦を5枚剥がし、その瓦を物置長屋の屋根に運びあげます。次に剥がれた瓦の上の瓦を持ち上げ、そこに補修用の瓦を差し込んでいきます。最後に木槌で叩いて全体を均して作業完了です。
と思っていたら、はしごを降りて修繕箇所を写真に撮ろうとすると、瓦一枚が黒ずんでいることに気付きました。確かにこの瓦は収まりが悪く、端を僅かに欠いて差し込みました。多分この瓦、台風の時にご近所から飛んできたものなのでしょう。
この交換は次回することにして、修理完了はお預けとなりました
(下から3段目、左から5枚目の瓦は仲間外れであることが判明)
城山農場の倒れホダ木救援着手
実家復興の優先のため全くお世話が出来ていない城山農場では、1ヶ月ほど前サツマイモを掘りに来た時にホダ木置き場にある5列のホダ木の棚のうち2棚が倒壊しているのを見つけました。今回の町田滞在の間で一棚だけでも直そうと考えていましたが雨続きで最後の日になってしまいました。小雨は降っていますが今日は何としてでも一棚ホダ木を立て直します
次男の引っ越し
次男が都心に通勤することになり、帰りも遅くなるとのこと。そのため西新宿にアパートを借り、今日は自宅から引っ越しです。ゴルフバリアントに家財道具を乗せるだけ乗せて町田を出発し、甲州街道を西新宿で左折、超高層ビルの中を走って、その数分後アパートに到着しました。真新しい三階建のアパートの向こうには超高層ビルが空を塞いでいます。室内は高断熱高気密。このアパート、私にはとても住めそうにありません。
ところで、次男がいなくなると2匹のネコのお世話はどうなるか、不安要素が尽きない令和元年の我が家です
アパート用の食台作り
今日は雨、予定していた今シーズン最初の炭焼きは中止となり、ぽっかり時間が空きました。こんな時は横浜木遊びで暇つぶしです。作るのは、実家近くに借りているアパート用の食台。天板は床材用として大安売りしていた30mm厚の杉板を使い、これを4枚接いで75cm幅の板を作ります。隣りの作業台も空いているので、仕掛かり中の「おにぎり弁当箱」の糊付けもやれそうです。
木遊びでは小さい石油ストーブに火が入りました。いい時間が流れています
次男の引っ越し準備
次男が仕事を変えて新しい会社に移り、今週末には都心に引っ越しすることになっています。小さな部屋だということです。自宅から運ぶものは私の作ったミニ机など僅かと聞いていましたので、自家用車のゴルフで運ぶことを予定していました。ところが先週、そのミニ机は前の車のレガシーのカーゴルームの高さに収まるサイズ(高さ69cm)で作ったことが気になり、ゴルフに入るかどうか試してみると1cmの差で入らないことが分かりました。天気予報をみると週末は雨の予想で、ルーフキャリアに積む事も難しそうです。
そこで急遽ミニ机の代用として指名されたのが、2x4で作った初期扁形ミニ机。20年近く前に作ったDIY作品ですが、今でも自宅の木工室で物置き台として働いています。
今日、木遊びにこの初期ミニ机を運びこみ、サンダーを掛け、撥水性セラミックで再塗装しました。都心のアパートではパソコン机兼かばん置き台兼食台、さらにはバーカウンタとしてしばらく役立ってもらいます
物置長屋の瓦屋根の修復
物置長屋の屋根の破損問題、とにかく長梯子を掛けて屋根に登ってみました。瓦の上は立って歩くことは出来ませんが這えば何とか移動出来ます。先ずは棟まで登って被害状況を確認すると、瓦が剥がれているところが10ヶ所、剥がれてはいないが浮いてしまっている所が数ヶ所在ります。浮いた瓦の内3枚は端が欠けているので、使えない瓦は砕けて軒下に落ちていた2枚と合わせて5枚もあることが分かりました。
次に下がり棟伝いに降り、それから瓦が剥がれているところを下から見れる所まで横に移動し、瓦の戻し方を考えます。剥がれた所の上側の瓦をゆっくり力を入れて持ち上げるとゴソゴソ音を立てながら瓦の下が見えるようになりました。そこには野地板の上に瓦の幅の間隔でサン木が平行に打ち付けてあります。瓦を持ち上げながらその隙間に剥がれた瓦を差し込んでサン木に引っ掛ることが出来れば瓦を元のように組み上げられそうです。
無理な姿勢が続き疲れたので、一息入れるために再度棟まで登ります。棟の向こうに木小屋が見えます。昨年から解体しようと思っていながら作業が中断していた小屋です。この小屋の屋根瓦、これを剥がしてくれば破損した瓦の補充になるような気がして来ました。
休んでいるうちに軽トラの商談に行く時間になってしまいました。物置長屋の屋根からひとまず降ります
(物置長屋の棟から景色。メタセコイアの大木の下に解体中の木小屋が見える)
物置長屋の瓦屋根の破損
物置長屋の北側の軒下には数枚の瓦と2枚分の割れた瓦が落ちていて、北側の寄棟の屋根部分が破損していることは分かっていました。が、なかなかそれを確認することが出来ず、ようやく高い所から屋根を覗くことが出来ました。想像した通り数箇所で瓦が剥がれています。
瓦屋根の修理は一年待ちとの噂もあり、自分で何とかするしかありません。それも少なくとも2枚の瓦は割れてしまっています。どうしましょうか、思案のしどころです
椎茸ホダ木置き場の復活
台風15号で実家の多くのものが被害を受けました。椎茸ホダ木置き場も、東側からの直射日光を防いでくれていたスモモの木が倒れ、その下敷きとなってホダ木が地面に倒れてしまいました。時々倒れたホダ木一本を起こしてはお互いに支え合わせて一応横倒しのホダ木は無くなっていましたが超不安定で、いつまた横倒しになって、せっかく出始めた椎茸が傷んでしまうことが心配でした。そこで今日はホダ木置き場を作り直します。
まずはホダ木を一旦ほかの場所に移して、二本の杭を松葉状に打ちそれを番線でしっかり結び、そこに孟宗の横棒を掛けホダ木立てを作ります。そこに移動させたホダ木を運び戻して左右交互に組み直します。写真奥の今年の春に用意したホダ木は1時間後にはきれいに組み上がりました。続いて昨年の春に用意した写真手前のホダ木を左端から一本一本移動させ始めました。が、この作業続きません。持ち上がらなくなってしまいました。今年と去年のホダ木、太さの違いは歴然で、直径は倍以上、重さでは4倍以上違います。よくこんな太いホダ木を町田から運んできたものだと自分に関心します。体のどこかにはその力はまだ残っていると信じて、何とか今日中にホダ木置き場を復活させます
(手前: 椎茸が出始めた昨年春に仕込んだコナラの椎茸ホダ木、左奥: 今年春に仕込んだホダ木)
キッチンガーデンの復興方針
銀杏の倒木で押し潰されたキッチンガーデン、倒木処理だけでも大変な時間がかかると考えていたところ、ボランティアの力で倒木は見事に無くなりました。現れたのは、本来であれば丁度収穫時になっているキャベツ、白菜、ブロッコリー、カリフラワー、大根、聖護院かぶ、人参、ほうれん草、それぞれ半畝づつの4畝の残骸です。野菜は一本も生き残っていませんでした。
これからどうするか、一応方針を決めておくことにします。このキッチンガーデンの南半分(写真部分)は耕作を止め、銀杏林の向こうに見える道路から伐採した銀杏林の隙間を通過、この圃場の上を通って真っ直ぐ宅地に延びる私道(農道)を作ろうと思います。その分、現在北側に畑を広げ、日照時間を長く取れる様にします。
構想に10分。いい考えのように思いますが、実現に何年かかるか見当もつきません。とりあえず、防虫ネットとダンポールの撤収です
スペインのジン3本
次男が新たな仕事の働き先を決め、そのお祝いなのか、少し前にスペイン、ポルトガル出かけました。お土産に買ってきたのがセビリア地方のジン3本。それを親子で試飲となりました。
ジンだけはうるさい私としては正直イギリス以外のしかも南欧のジンというものに関心は無く、特に左端のハロインの飾りのようなふざけた柄で包まれたLARIOS12という瓶には全く期待感がありませんでした。ところがそれをグラスに注いで鼻をグラスに近づけると、今まで感じたことがないような豊かさでジン特有の香りがグラスから立ち上ってきます。口に含むとその香りがさらに広がります。
このジンで、ドライマティーニとジントニックを試すと、どうもベルモット、トニックウォーターの混ざり物がジンの芳香を邪魔してしまい、いけません。このジンは氷も無しのストレートに限るようです。
久しぶりに「本物を体験した。」と感じられる時間となりました。スペインのジン、恐るべしです。あくまでも個人の感覚ですが。
まちカフェのリーフレット配り
一昨日最後の町田市まちカフェ実行委員会の会合があり、会場は人で一杯で、例年以上の盛り上がりを感じます。
注意事項の説明が終わったあと、一分間スピーチ(エレベータートーク)の練習ワークショップがありました。まちカフェのお客さんに伝えたいことを一分間で紹介するという設定です。原稿用紙一枚に言いたいことをまとめ、お隣り同士で発表となりました。お隣りの方はたまたま「町田ねこの会」の人でした。お互いの発表で、私はねこの会の目的を初めて理解しました。それは「ねこの会の目的は町田から野良猫を無くすこと。これは猫嫌いの人と同じ。ねこの会はその実現のために、野良猫を見つけては去勢し、のら猫の暮らす地域の人たちに、そのねこ一代についてはきちんと生きていけるよう地域で助け合うことを、ねこ嫌いの人に納得してもらう」ということでした。なんと素晴らしい目標を持ったグループでしょうか。
今日はまちカフェのリーフレットをご近所に配ります。ひとことねこの会のの紹介をして回りたい衝動を抑えて、朝の挨拶だけにします
めかい篠竹技能保存会、篠竹の採集日
めかい技能保存会の日です。集合場所の市営野津田公園には新人を中心に10名を超えるメンバーが集まりました。公園内の採集については会長が事前に許可を取っており、採集には公園の管理チームの人達も参加してくれます。
公園内の篠竹林に分け入って約2時間で、素性の良い篠竹が一人50本程度採れました。問題はこれからで、採った篠竹を各自自宅に運ぶ訳ですが、篠竹は長いものは4mを超え、これをどう車に積むかが一苦労。そして家に運んだ篠竹をどこに置くのか、更にそれをどこで四つ割り処理やヒネ作りをするのか、問題だらけです。
私もこれまではアクアラインを渡って実家まで搬送し、物置長屋の作業部屋でヒネ作りが出来たのですが、今は作業部屋は母屋の荷物の緊急避難場所になっており、篠竹を運び入れることは出来ません。
自宅まで搬送してきた良質な篠竹の新子30本、行き場が定まらない内に夕暮れになってしまいました
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