少し派手なごみ箱作り(9) 蓋の反り問題の解決
少し派手なごみ箱作りで生じていた蓋の反り問題のことです。蓋を一週間ほど水に付けた後それを平面板2枚の間に挟んでクランプで留めて、3日経ったところでクランプを外すと、蓋は真っ平らに戻っていました。これで蓋の反り問題は解決。ところが、その蓋を本体に乗っけると蓋が閉まりません。水に浸けていたことで230mmの四角い蓋が年輪方向に約2mm伸びてしまって蓋が枠に入らなくてなっていました。仕方ないので伸びた方向の端部をノミで少し削り、蓋は本体にぴったり収まりました。
これで残す作業は仕上げ塗装だけですが、蓋はまだかなり水分を吸っているようで、仕上げ塗装はもう少し乾燥を待つことにしました。
「作製にヤケに時間の掛かる少し派手なごみ箱」、完成まで今度こそもう少しです
冬の定番4野菜の植え付け完了
農の会の代表の方々が市の育苗センターから冬の定番4野菜(キャベツ/白菜/ブロッコリー/カリフラワー)の苗を調達してきてくれる日です。今年植え付け予定の本数はそれぞれ30本。一本20円と格安で入手できます。それぞれの半分を明日実家のキッチンガーデン用に搬送。残り半分の各15本をここ第一農場個人管理圃場に定植します。
ブロッコリーとカリフラワーは育成の途中で土寄せが不可欠なのでマルチ無しの畝に、キャベツと白菜は土の跳ね返りで病気になり易いのでマルチ有りの畝に定植します。写真左畝の白菜は稲わらで作った襟巻きを敷きました。これは白菜の苗は温度が高くなったマルチに当たると枯れてしまうので、その防止のための一手間です。
農業研修時代から続く8月最終週の恒例行事、無事に定番の冬野菜4種の植え付けが終わりました
収穫忘れの夏野菜
この一週間、冬野菜の準備に精を出していた一方で、キッチンガーデンに残った夏野菜のお世話が後回しになっていました。今日はナス、ピーマン、きゅうりなどの秋採りに向けての一手間を掛けてから、冬野菜の苗を取りに町田に戻ります。
きゅうりは秋採り用に新たに用意していた苗5本をきゅうり棚に植え付け、ミニトマトは勢いのある脇芽以外は切って除去。ナス、ピーマン、甘長唐辛子は伸びた枝を詰めてこじんまりした姿に整えました。枝には収穫忘れの完熟したピーマンと甘長が沢山付いていて、それをザルに入れると、緑、紫、茶、赤色が混じり南欧の野菜のような色彩です。スーパーではお目にかかれない完熟野菜、甘みがあります。超零細農家のちょっとした楽しみです
父親の草取りの再開
ようやく暑さは峠を越して、父親の草取り姿が実家に戻って来ました。父親は電動三輪車で実家に戻ってお茶を一杯飲んでから直ぐに草取りに掛かります。今日の草取りの場所は、私がお盆前に取り組み敗退した勝手口前のミニミニ庭園。石があちこちあって草取り鎌などの草取り道具が上手く使えません。父親にとっても手強い場所ですが、それでも私が物置き長屋で作業している合間に電動三輪車はすでに戻り、ミニミニ庭園の雑草もあらたか無くなっていました
真夜中の物音
深夜、奥の部屋の引き戸の外でコトンコトンと音がします。引き戸を半分開けて外を見ると、音は止みましたが真っ暗で何も見えません。部屋の灯りを点けてから再度引き戸から外を観ると、漏れた灯りの中におかしな影絵が映っていました。
引き戸の外は庭から式台、上がり框(カマチ)、と階段状になっていて、多分クロが式台の上で涼んでいて、頭の部分に灯りが当たり、それが影絵を作っているようです。私の目の前にはクロがいる筈ですが、クロの黒い頭は暗闇に紛れて見えません。
コトンコトンの音はクロのシッポがカマチの板に当たる音のようです。灯りを消して、しばらく経つとまたコトンコトンと音がし始めました
効率重視の草取りによる冬野菜作りの準備
JUGEMテーマ:農作業・家庭菜園
代表的な冬の野菜のキャベツ/白菜/ブロッコリー/カリフラワーの苗は、例年コストを抑えるために農の会で共同購入しています。苗は今月末に到着し、実家のキッチンガーデンと町田の第一農場でそれぞれ半分づつ植え付けます。定植の一週間前には畝に肥料を入れておかないといけませんので、今日辺りが冬野菜用の畝立てのタイムリミットです。
そんなことから一昨日学んだ「草取りは効率」に従い、デルタホーと呼ばれる道具を使って雑草を地表部で切り倒し、根っこは気にせずに掻き集めました。圃場周辺を含め緑一色だったものが圃場の部分だけ土色に変わって行きます。しかし耕運すると雑草の根っこ部分が沢山地面の上に出てきました。それを今度はレーキと呼ばれる熊手で掻き集め、そのあと各野菜ごとに決まっている肥料を投入、畝立てを行いました。
取りきれなかった根っこの切れ端が大量に畝に埋もれているはずですが、とにかく効率重視の草取りによって夕方までに予定していた4つの畝立てが終わりました。根っこの切れ端がどんな影響をもたらすか。We will see.
電動三輪車の到着
父親が電動アシスト自転車から電動三輪車に替えて3周間が経ちました。大分慣れたようで、駐車スペースに決めた軒下にきっちり駐車しています。車の乗り降りの際には座席が90度回転出来るのでその点も安心です。
掃き出し窓が開いてコードが見えます。この電動三輪車はバッテリーを外すことなくプラグを差し込み口に繋ぐことで充電できるので、父親が自分で充電器をセットしたようです。
良い買い物をしました。実際はレンタルですが。
草取りにワザあり! (西尾剛著)
実家に戻りまた雑草との戦いに戻る訳ですが、何か戦いを優位に進める知恵はないかと図書館に出掛けたところ、「草取りにワザあり!」なる本を見つけました。
この本、基本的には雑草図鑑で、「雑草も名前を覚えれば親しみが湧く」ということが基本のメッセージと思いますが、一つ私のこれからの草取り人生に大きく影響するだろう一言を見つけました。それは「草取りは丁寧さよりも効率」ということです。
私は、雑草は取り残しが有るとそこからすぐ雑草が広がるとのイメージがあり、基本的には「丁寧に草を抜き取ることが効率的な草取り」と考えていましたが、雑草はそんな生易しい相手では無く、切れた根や撒き散らされた種などの目では見えないところで生き残り再び拡がり、根絶は不可能な相手であるが述べられています。ということは、細かい取り残しの除去などの丁寧な草取りは非効率であって、余計な労力ということになります。
そこそこの作業で良しとする気の持ち用が肝要のようです。午後から早速実践してみます
コットンプロジェクト(2) 開花
JUGEMテーマ:農作業・家庭菜園
「種から綿花を栽培し、綿を収穫し、糸にして、草木染めして、布に織って、製品に加工して販売する」というLa Manoのコットンプロジェクト、私が参加するわずか9株の綿花の苗は順調に大きくなり、開花の時期を迎えました。La Manoが用意した苗は3種類と説明を受けましたが、私が選んだ綿花の苗はどうも2種類だけのようで、一つはイメージ通り白い花がつきました。もう一種類は少し大柄で、咲いた花はなんとピンク色でした。朝顔を超える清楚な雰囲気を持った花です。
私のコットンプロジェクトの目標は、コットンと引き換えに貰える「300円分のLa Manoの引換券の獲得」としていましたが、この花を見ていたら、自分で糸まで紡いでみたくなりました。可能かどうか調べてみましょう
3回目のニンジン播種の結果
JUGEMテーマ:農作業・家庭菜園
一週間ぶりの町田。早速畑の様子を見にいきます。特に気になっていたのが第一農場に蒔いたニンジン。7月中旬に1回目、8月初めに2回目と種を蒔きましたが2回ともほとんど芽が出ませんでした。夏のニンジン播種は農業研修時代から特別のイベントで、とにかく発芽してくれません。
先週3回目の播種を行いました。炭焼き仲間のSさんから分けてもらった籾殻を播種した後のマルチの穴に敷く一手間を掛けました。この保湿対策が功を奏したようで、遮光ネットをかけたニンジン畝を覗くと、小さいながらピンと伸びたニンジンがきれいに発芽しています
少し派手なごみ箱作り(8) サンディング
JUGEMテーマ:木工
寺家回廊のワークショップの準備で中断していた「少し派手なごみ箱」作り、今日は仕上げ塗装前の最後の工程のサンディングを行います。問題は、ふつうに紙ヤスリをかけると赤のパドックの微粉が白いハードメープルに移って導管に潜り込んでピンク色になってしまうことです。カンナでサーと表面を薄く削れればいいのですが、寄木の部分のカンナ掛けはキズが付きやすく、最終工程での失敗は避けたいので不採用。
今回、寄木部分の両サイドにガイドを設けて紙やすりの横の移動を制限し、赤の微粉が白の面に着くことを防ごうというアイデアでこの難題に臨みます。紙ヤスリは数回上下させたら新しいものに交換して、極力赤の粉が白の面に着かないようにして作業を進めると、予想通り、これまでに無い白いハードメープルの面が現れてくれました。上出来です
(赤の帯が二本入った紙ヤスリ。そろそろ新しい物との交換。)
砂利庭の草取り
お盆、施餓鬼会と仏様関係の行事が終わり、休戦していた草との戦いが再開となりました。休戦とはいえ、相手は順調に勢力を拡大し、母屋と物置長屋の間の砂利が敷いてある庭の砂利が見えなくなるまでに成長していて、勝負は徳俵まで押し込まれています。
秋の雰囲気が少し感じられる今朝、南側庭木の辺りから草取りを開始しました。ここ辺りは庭木の周囲に庭石が埋もれていて、砂利の所と同様に刈り払い機を掛けることが出来ません。デルタホーと素手での戦いです。二時間かけてようやく庭木の周辺に地面が見えるようになりましたが、戦いの本番はこれからです。
ところで田舎にセカンドハウスを持つ人が年々増えていると聞きます。草との戦いを恐れぬ勇気に尊敬です
施餓鬼会(せがきえ)の日
お盆が過ぎると実家の檀家寺では施餓鬼会があります。施餓鬼会はお寺によって季節はバラバラだということですが、餓鬼の好物はなんといっても賽の目に切ったナスなので好ましい季節は夏から秋。それからミゾハギの花穂で注がれた水が一番美味いということなので、季節は更に絞られて夏。お盆の前後が施餓鬼会にふさわしいように思います。
施餓鬼会が終わると朝夕は秋の気配を感じるようになります。クロは何とか夏を乗り越えました
(檀家衆によって蓮の葉の上に盛られたご飯とナスの賽の目切り。ミソハギの花穂で水が注がれている)
少し派手なごみ箱作り(7) 蓋の反り問題
JUGEMテーマ:木工
仕上げ塗装のために木工舎の仕掛かり品の棚に置いておいた「少し派手なごみ箱」の蓋が反ってしまいました。横から観ると蓋の両サイドが持ち上がっているのが分かります。木工舎のNさんに相談すると「水に一週間浸けた後で、上下を何か平らなもので挟んでクランプ留めすると反りを直せる」との知恵を頂き、お盆明けの今日からそれをやってみます。上手く反りが解消するか、一週間後が楽しみです
送り火
お盆の最終日には送り火を行う風習が実家の地域では残っています。麦わらを松明がわりにして仏様を送るのですが、麦わらの入手が困難になってきており、提灯で送る家も増えてきています。しかし時代はデジタル。LED電灯を使う家も出てくる気がします
(麦わらの燃え残りをミソハギで水を注いで消し、庭で摘んでおいた花を飾って送り火は終わり)
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