胡麻の畝の片付け
JUGEMテーマ:農作業・家庭菜園
今年の10大プロジェクトの「ゴマ油1リットル搾油」は、胡麻の実5.6kg(黒胡麻5.1kg+金胡麻0.5kg)の収穫となりました。割り込みで荏胡麻の処理を入れたので、搾油は荏胡麻の後となりましたが、締めはキチンとしようと、今日は胡麻の木の片付けに農の会の栗園にきました。
胡麻の木を片付けてしまうと栗園は随分寂しい光景となりました。例年であれば、ソラマメ、絹さや、玉ねぎなど春の収穫の野菜の栽培にとりかかるのですが、この冬は「土を休ませる」ということで、休耕しようと思います。手が回らないことの言い訳ですが。
クロのネコたつ作り (4) すのこ状天板の組み立て
JUGEMテーマ:木工
ネコたつ、急ぎと思いながら牛歩の状態です。理由は「すのこ」の部分が17本もの角棒をホゾ継ぎする構造のため、仮組みしてしまうとバラせなくなってしまうのではという恐怖の存在です。仮組みをバラす時には普通、ホゾ穴を開けた方の角棒を金槌で叩くのですが、この構造では組んでしまうと金槌でたたく所が有りません。そのため、一度ぴっちり仕上げた各仕口を少しづつ緩くする作業に時間を使って来ました。
今日はとにかく仮組みしてみることにして、クランプを使って17本の横棒を圧入するとぴっちり組み上がりました。ところが、やはりバラせません。最終的には木工舎の諸先輩の知恵を借りながら何とかバラすことが出来、今度は仕口にボンドを付けて本組みし、ようやく「すのこの天板」が組み上がりました
この作業の中で、Nさんから下記のアドバイスを頂きました。これで私の木工のレベルが一段階上がる気がします
・ホゾ穴を設ける角棒の両端をはみ出す長さで部材を用意して、金槌でたたける所を設け、仮組みが終えた後で切り落とせば良い
実家での真竹の調達
真竹は軽く真っ直ぐで節の間隔が長いことから竹細工の主要材料となります。残念ながら実家にはその真竹がありません。昨年春に竹細工を習い始めてからは、実家での暇つぶし材料として、町田里山で切った真竹をレガシーの屋根に載せて運んできました。ところが、先週実家の近所で真竹林を持っている小学校同級生のMさんに会う機会があり、真竹のことを話したところ、切っても良いことになり、早速Mさんの竹林に出かけ真竹を一本切らせてもらいました。今日はその竹で竹細工の縁巻き用のヒゴが上手く出来るかどうか確認します。竹の切り口に鉈を当てると、竹が、裂ける時の独特の音を立てながらきれいに2つに割れました。Mさんところの真竹、竹細工に使えそうです
父親の車Ginoの車検
購入から丸11年経った父親の軽自動車(Gino)が再度車検を受けることになりました。今年2月に父親が高齢者住宅に入舎したので、車検切れのタイミングで廃車する予定でしたが、私も町田から毎回車で出来るとは限らないので、実家に車があった方が良いということになりました。営業所に行って車検の手続きをするとコーヒーとお菓子が出ました。夕方車を取りに来る時もコーヒーとお菓子が頂けそうで、父親のGino使用延長の早くもその効果が現れました
荏胡麻のゴミ取り
実家で乾燥させた荏胡麻の穂はポリバケツの中で壁に叩き、ほぼ完璧に実を取り出すことが出来ました。しかし収穫物には実以外に穂や茎の破片が混じっており、この分離が一仕事となります。ふるいや扇風機を使っての作業を終えて概ねゴミがなくなりましたが、それでも白米に軽く胡麻を撒いたように黒いゴミが混じっています。ここからはピンセットを使っての作業です。しかしどう思ったのか、ゴミを摘むのではなく、荏胡麻の粒を一粒一粒摘んで隣りのボールに移す作業を始めてしまいました。一旦始めると途中では、それまでの作業が無駄になってしまうようで止められません。結局五日間にわたって合計24時間を超える大仕事になり、終わってみると、待っていたのは最大級の達成感と最大級の虚脱感が一つになった、暇つぶしの極意のような心境でした
ネコたつ作り(3) すのこ状天板の部材仕口加工
JUGEMテーマ:木工
クロ用のネコたつ作りを急がないといけません。すのこ状天板の側面の角棒に間違って貫通させてしまったホゾ穴のボロ隠しが終わって、今日はすのこ部分の角棒のホゾ作りに取りかかりました。予備を入れて20本用意した細い角棒の両端に9.5mm角の凸部を、鋸と鑿を使って削り出していく作業で、超単純作業です。普段なら単純作業の間に箸休めのような別の木工作業を挟むのですが、実家の寒さは日に日に増しており、20本、40箇所のホゾを一気に削り出しました。そこで息切れ。組み立ては次回といたします
(下の角棒: 貫通させてしまったホゾ穴のボロ隠しにウオルナットの薄板をはめ込む)
“消臭炭の効用”か、“竹炭でCarbon Removal”か、はたまた”竹炭が地球を救う“
明日から玉川学園のイベント「ギャラリーウオーク」が始まります。昨年と同じくギャラリー「Wa-on」で竹炭を販売してもらうことにして、今日は竹炭販売品の用意です。今年は可愛く紙の小袋に入れて販売します。炭焼研究会の主席研究員のMさんが用意した竹炭の効用シートも添えることにしました。これまで 消臭効果を中心に効用を説明してきたので、効用シートのタイトルを”消臭炭(竹炭)の効用”としたのですが、Mさんの原稿を読むと「炭は、木が吸収した二酸化炭素(CO2)をカーボン(C)として固定することができる」とあって、その点を最大の効用として紹介したいのではと思うようになりました。とすると効用シートのタイトルは“竹炭でCarbon Removal”あたりが良いかなと思いました。さらにMさんの炭焼き研究への並々ならぬ情熱を思うと、そのような無機質な言葉では足らず、”竹炭が(温暖化問題から)地球を救う“くらいのタイトルがふさわしいような気がしてきました。
しばらく経って3つの案を並べて冷静に眺め、シートのタイトルは、最初の「消臭炭の効用」にしました
岐阜平岩鉱山の蛍石 (鉱物の断捨離)
JUGEMテーマ:鉱石鉱物
自宅から実家に持ってきた鉱物の話しです。
草下先生の「鉱物採集フィールド・ガイド」を見ながら採集先を計画するときは、実際に採集している時よりも楽しかったかもしれません。岐阜県南部は車で数時間走ると色々なきれいな鉱物の産地が回れる絶好の地域で、田口鉱山のパイロックスマンガン、洞戸鉱山の透輝石などフィールド・ガイドの超有名産地に加えて、綺麗な蛍石が採集できると評判だった平岩鉱山を組み込んだキャンプ旅行を組みました。20年前の平岩鉱山は、閉山してはいたものの、表面採集だけでもかなりの蛍石が採集できました。ほとんどが劈開したものですが、それでも小さい水晶の晶洞のなかに、角のとれたサイコロ状の水色の小さい結晶が入っているのを見つけました。多分それが蛍石の完全結晶だと思っています。それを含めて数個残して、あとは庭で綺麗な砂利石として活躍してもらいます
めかい篠竹・竹細工講習会 (3) 筋入れ
正調めかい作りでは、カゴの底に補強用の筋が3本入り、その材料は篠竹で無く真竹を使います。前回の講習会は真竹の採集に当てられ、私は参加しなかったのですが、沢山真竹を採集してきてあります。私はその一本を使わせてもらい、今日は筋入れ工程の復習です。正調めかいは、カゴが丸くなるように、底面の立ち上がり6箇所の角のうち5箇所が「目崩し」と言って、7角形の目にしてあり、残り1箇所が5角形の網目のままです。筋はこの目崩しの目に差し込みます。120度ごとの3つの目の組合せうち、目崩しの目同士の2つの組合せは問題なく筋が入ります。が、1つ残った7角形の目に筋を差し込むと、これまで底編みの「角」の一つだった、5角の目でなく、隣りの普通の目(6角)に差さります。これは、これまで底面の6個の「角」の仲間のうちの一つ(5角の目)が、突然「今日で君は「角」職はクビで、隣の6角目君がこれから「角」になります。」と宣告されたようなものです。正調めかい作りは基本は数学の世界のように整然としたものですが、この筋刺しの工程だけはそれとは違うように感じます。
今日の講習会で「筋入れ」も一応マスターし、これでまた「めかい作りマイスター」に一歩近づきました
(採りたての真竹を筋に使った筋入れ工程の練習)
篆刻 「静夢庵」
先週の炭焼きの準備作業の際、炭焼研究会会員のNさんから、私がブログに篆刻を数件投稿していることを知っていて、「もう投稿しないのか」と要望を頂きました。実家には、母から依頼を受けて彫った「静夢庵」の印があることを思い出し、今日は荏胡麻の天日干しをしながら、その印探しを始めました。が、どこを探しても見つからず仕舞い。印影は残っていたので、N研究員のご要望にお応えして、印影だけでも投稿しましょう
(母の庵号「静夢庵」 印材: パリン石12mm角?)
秋の花火
毎年この季節に実家の地区で花火が上がります。父親の寝泊まりしている高齢者住宅からは花火が部屋から見えるとのことで、父親は花火が見える方向をスタッフの人に聞くなど、朝からこの花火が待ち遠しい様子でした。花火は夏の風物詩と思っていましたが、最近は秋に上げるところが多くなって来たとのことです。花火の上がる夜7時には見えませんが、5時間後には東の空にオリオン座が見える筈で、今日は深まってきた秋の夜空をクロと楽しもうと思います
荏胡麻の天日干し
小野路城山農場で穂の状態で収穫した荏胡麻は、半分青いものあり、天日干しが必要です。人間が町田と実家を往復するのに合わせて、荏胡麻も大型のポリバケツに入って町田から実家に移動して来ました。天日干ししたいのですが日差しが無く、今回の荏胡麻の脱穀は持久戦となりそうです。
さて、今月から新しい車の検討に入りました。今の車はスバルのアウトバックで、大型ポリバケツ3個も搬送でき、この性能が荏胡麻の移動にも大いに役立っています。しかし次の車はポリバケツ3個を運べる必要があるか、この選択が残りの人生の内容を決めてしまうような気がします
落ち葉掃除と野焼き
実家もすっかり秋らしくなり柿も橙色が増して食べごろです。例年この頃から庭木の葉が落ち始めます。草も枯れ始め、落ち葉と草刈りした草を集めて野焼きすることにしました。サツマイモがあれば焼き芋をするところですが、粘土質のキッチンガーデンでは育たず、あるのは里芋です。焼き里芋、焼き柿、聞いたことがないのでやめときましょう
ネコたつ作り (2) すのこ状天板のつまずき
JUGEMテーマ:木工
朝晩はだいぶ寒くなり、実家でもそろそろオイルヒーターの出番が近そうです。クロ用のネコたつ作りを急がなくてはいけません。寺家木工舎での今日の作業は、ネコたつのすのこ状の天板作り。角棒で組んだ枠に19本の短い角棒をホゾ継ぎする作業なんですが、長手の枠材に開けるホゾ穴を間違って表側まで貫通させてしまいました。そのままではみっともないので、穴隠しのためにウオルナットの薄板を埋め込むことにします。一歩前進、二歩後退。三歩目の後退が起きないうちに今日は早めに帰ることにします。クロには内緒です
(手前: すのこ用の短い角棒、奥: ミスで貫通させてしまった枠用角材と穴隠し用のウオルナットの薄板)
日本ミツバチの分蜂
実家に戻った翌朝、クロが縁側から外を見ています。側によって縁側から外をみると何かドローンが飛んでいるような音がします。よーく目をこらすと沢山の小さい蜂が飛び回っています。桜の木の枝に蜜蜂の塊が見えました。今年この桜の木で分蜂を見たのはこれで2回目。この家の古木のどれかに蜂蜜の巣があるのでしょう。クロがもう少し若ければ一緒に探しに行くのですが、もうその時代は過ぎました。が、今は縁側で、老猫に成長したクロとゆっくりミツバチの分蜂を観察することにします
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