信州郷土料理「やたら」を作りました
先週、長野の義叔父叔母から「牡丹コショウ」を貰いました。そして今日農の会の栗園で茗荷、第一圃場でナスとキュウリ、それから自宅の庭から大葉を採って、これで食材が揃いました。作るのは信州郷土料理の「やたら」。キュウリは味噌漬けにしてから、全ての食材を細切れに刻みます。これをご飯にかけて一口食べてみると、これがとにかく美味い。牡丹コショウの辛さが爽やかに口に広がります。昨年も作りましたが、そのときはご飯が無く、うどんにかけて食べました。やたらにはご飯が一番です
竹炭風鈴、初の自作
先週、町田ツーリストギャラリーから竹炭風鈴の店舗在庫が無くなったとの連絡が入り、竹炭風鈴の考案者の小野路炭焼研究会のMさんに完成品を作ってもらいました。それはすでにギャラリーに持って行ってあります。台風の騒ぎで外遊びはできないで、ここは一つ向上心を見せようと、竹炭風鈴を自作してみることにしました。作業工程は、手持ちの炭から風鈴用の炭を選らび、同じ長さに切ること、竹板に炭を吊るす3個の穴を開けること、竹炭端部にも穴を開け、糸を通して竹板に吊るし、竹炭の吊るす糸の長さを定め板に糸を留めること、風鈴全体を吊るすためのタコ糸を付けることと大体分かっています。午後から風が強くなる中、物置長屋にある作業部屋にこもり作業開始。部屋を締め切ると無風なので、窓をわずかに開け、竹炭が揺れてカラカラぶつかり合う丁度いい竹炭間隔を定め、その穴位置で10個試作品を完成させました。翌朝、台風がさり、完成した竹炭風鈴の出来を確認しようと物置長屋の軒先に吊るしたのですが、全てウンともスンとも言いません。3本の竹炭の間隔が大き過ぎているようです。しかし初の自作竹炭風鈴です。「台風時用竹炭風鈴」と銘打って販売してみようと思います。
ところで、砂利を敷いた庭の砂利が見えません。来週は庭の草取りで暇つぶししましょう
困った時のきゅうりのQちゃん漬け
実家のキッチンガーデンでは、この3日間お世話が出来なかったためにキュウリは太さ5センチ級に大きくなってしまいました。さらに悪いことに、今年は例年に比べ半月は野菜カレンダーが早く進んでいるようで、きゅうりの最盛期は過ぎた感があり、今日収穫した巨大きゅうり10本の後はあまり期待できないように思われます。そこで収穫したきゅうりの半分は「きゅうりのQちゃん漬け」にして長期保存することにしました。まずはきゅうりの塩もみからです
改製原戸籍
母親の3人の姉妹の関係を証明するために私の祖父の戸籍が必要になり、改製原戸籍なるものを市役所にもらいに行きました。この原戸籍なるものには、私の祖父の祖母の親までの名前が載っており、祖父の祖母の生年月日(弘化四年)の記載があります。弘化四年は1847年。歴史年表を見るとこの年に「一橋慶喜が徳川宗家の養子になり徳川慶喜に改名した」とあります。江戸幕府が大政奉還に向けて動き出した年です。激動の時代に生まれたこの女性は、毎日暇つぶししている子孫が出てくるとは想像もしていなかっただろうと、暇つぶしに想像しました
原戸籍には、私の祖父の祖母の親
1つ穴用コーヒーフィルタースタンドの作り直し
JUGEMテーマ:木工
長野から帰り、実家への移動の途中、寺家木工舎に寄りました。前回は箸休めとして作り始めた小物「1つ穴用コーヒーフィルタースタンド」を作り損なっているので、今日はそのやり直しです。今回は間違え無いように、ペーパーフィルターを乗せる底板が約10度傾くように側板にホゾを彫ります。組み立てるとほぼ満足できるものが出来上がりました。隣の作業台では2年前の寺家廻廊で、扇子を立てたような形のセンスある「3つ穴用のコーヒーフィルタースタンド」を出典販売したOさんが作業されていたので、私の「1つ穴用」を見て貰ったところ、Oさんは昨年の寺家廻廊用に「1つ穴と3つ穴の両者のペーパーフィルターに使えるコーヒーフィルタースタンド」を作られたとのこと。コーヒーフィルタースタンドも奥が深そうです
「牡丹コショウ」の名前、ガッテンしました
義母のお墓詣りでは義伯父義叔母の家で一休みさせてもらうことが恒例になっていて、今回もエアコンの効いた部屋で涼しむことが出来ました。お土産には、信濃郷土料理の「やたら」作りに必須の牡丹コショウを所望。義伯父のキッチンガーデンにはきゅうりと並んで牡丹コショウの畝があり、見ると牡丹コショウが鈴なりです。外観はピーマンそっくりです。しかしよく見ると実の長さはピーマンの半分で横に膨らんでいます。しかも膨らみには牡丹の花のようにヒダがあります。種の辛さと合わせるとこの野菜が「牡丹コショウ」と呼ばれること、ガッテンがいきました
ねこ塚
義母の実家の檀家寺にはさまざまな大きさの区画の墓地があり、そのうちの広い区画のある檀家の墓地の隅にねこ塚があります。風化しているところもありますが、塚中央の上部に前足を揃えてかしこまっているねこのレリーフを見ることができます。多分この家にはねこがいつも家族の一員として代々住んでいたんでしょう。夕方になっても熱がこもっており、塚に水をかけてやろうと思いましたが、爪で引っかかれるかもしれず、辞めときました
午後1時、ビーナスラインは晴れ、23度です
今日から義母のお墓詣りのお供で信州上山田に出かけます。天気予報では、東京は最高気温39度、長野県もかなり高くなるとのことで、少しでも涼しいところを通ろうと思い、諏訪から和田峠に登りそこからビーナスラインを通って上田に抜けることにしました。和田峠といえば柘榴石採りに通ったところです。当時、ビーナスラインはまだ有料で高嶺の花の道でした。柘榴石採集には料金所の手前で車を止め、そこからは歩いて産地に向かいました。今日は車で産地近くを通過します。気温は23度。エアコンの効いた車から降りても鳥肌が立ちます。今も昔もビーナスラインは最高です
打ち立て茹で立て蕎麦、いただきます
寺家木工舎は普段メンバーが黙々と製作するところですが、年に何回か大掛かりな飲み会があります。今日は10月の寺家廻廊の打ち合わせの後に豪華な飲み会が用意されました。前菜は採りたての枝豆、真打は手打ち蕎麦、足らない人は握り寿司を摘み、締めはお手製のかき氷と盛りだくさんです。工房メンバーのTさんはある時は木工職人、そしてある時はそば打ち名人。今日はそのそば打ちをご披露頂きました。そば粉に水を打ってから捏ね、棒で伸ばして、切って、すぐに茹でて、水で締めて、竹ザルに盛り、蕎麦つゆにたっぷりのおろし辛味大根でいただきます。
そしてその味は。美味いの一言です
竹炭風鈴、追加注文が入りました
町田ツーリストギャラリーから電話があり、いつもの竹炭(袋入)のほかに竹炭風鈴も売り切れとの嬉しい連絡が入りました。とはいうものの我が家にも炭焼場の小屋にも竹炭風鈴の作り置きは無く、追加品は一から製作する必要があります。早速炭焼研究会のMさんにメールし分担を決め、私は竹炭を吊るす竹の板材、それに包装袋に貼るラベルを準備することになりました。急のことなので今回のロットは小野路の竹林で無く、実家のミニ竹林の古竹を使います。
竹炭風鈴、少しずつその涼しい音色の良さが浸透してきているようです。町田名産品を目指して今日は実家で竹板作りに精を出します
人参の発芽率は0.028%
二週間前オガクズを保水材として播種したマルチの穴に置いて万全を尽くして臨んだ夏の人参の播種、今日はその成果を確認しに農の会の第一農場(個人圃場)からの一日です。8割くらいは芽が出ていると期待しながら、遮光ネットを外し不織布をを端に寄せ、マルチの穴のオガクズを取り除くと、発芽していたのは一本だけ。発芽率でいうと、0.028% (1/362)と超残念な結果です。原因は多分、水遣り不足と思いますが、今回のオガクズは檜が中心だったので、檜の殺菌効果が人参の発芽に悪さしたのかもしれません。
こうなったら研修生魂で意地でも人参の種蒔きやり直しです。保水材はオガクズから麦ガラに戻して。
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木工舎での箸休め
JUGEMテーマ:木工
実家ねこ「クロ」のお世話優先のため、工房に通う時間がすっかり少なくなりました。今月初めから「横浜木遊び」は中退扱いとさせてもらいました。木工舎では先月「ハンガー掛け」を作り終え、今月から新たな製作に入りたいところですが、次作品の構想がまとまっていません。そこで箸休めとして、以前作って好評だった1つ穴用コーヒーフィルターペーパースタンドを作ることにしました。とりあえず2つ分の部材を用意して一個組み立ててみたところ、以前作った時に比べていやに簡単に作れてしまいました。ここで間違いに気付きました。どうも今日は気が入っていません
梅干し、干し上がりました
「父親が漬け、私が竹ザルを作り、それを使って父親が干す」予定だった梅干し作り、私の手作りザルは市販品と置き換わってしまいましたが、4日間しっかり天日干しでき、柔らか過ぎず、硬過ぎないなかなかいい梅干しに仕上がりました。出来た梅干しは例年蜂蜜用の瓶に入れていますが、今年は6月にラッキョウの甘酢漬け用に蜂蜜瓶は使い切っています。何に入れるか、夕方までに本を読みながら考えましょう
空き家の共同清掃
数年前から空き家になった家が近所にあります。その家の庭木が車道にはみ出すまでに大きく成り、「若い衆でその家の草刈りと庭木の伐採をする」との連絡が回って来ました。若い衆とのことなので対象外とも思いましたが、集合場所に行ってみると私を入れて9人が集まっています。猛暑にも関わらず、何とか予定の作業を終えることができ、「暑気払いをしよう」ということになりました。夕方店で再会して、大いに呑んで食べて、若い衆たちがカラオケを入れ始めました。流れた曲は春日八郎、三田明等々。年がいった若い衆達、今日はよく頑張りました
夏の溝さらい
この時期実家の集落の周りに広がる田んぼの溝さらいの行事があります。溝さらいは春にもあり、春は田んぼに水を入れる動脈用の溝を、夏は田んぼからの排水を担う静脈用の溝を掃除します。一面に広がる田んぼは真っ平らの様に見えますが、わずかな段差が設けられていて、すべての田に水が供給され、そして水が排水される様に出来ていています。この溝払いには地権者だけでなく隣接するデイサービスの職員の人たちも参加して、各自おもいおもいの道具を持ってきて排水溝を一回りし、溝を綺麗にしていきます。溝にはシジミやドジョウがいます。何より冷たい水です。溝の中を歩いていると足元から体が冷え、なかなか溝から出ることができません
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- 信州郷土料理「やたら」を作りました (07/31)
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- 困った時のきゅうりのQちゃん漬け (07/29)
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