ハンガー掛け、業務開始
JUGEMテーマ:木工
ワンポイントの白いメープルの楔で少しおしゃれになったハンガー掛けは、仕上げの荏胡麻油の乾燥を待って、いよいよ職場に着任しました。場所は居間の掃き出し窓近くの角。キャスターを付けたので片手でも簡単に所定の場所に移動できます。ハンガー掛けは基本的に居間には収まりの悪い構造物ですが、シンプルで華奢な構造にしたせいか、それほど見た目は悪く無いように思います。良いものを作りました
キッチンガーデンでのジャガイモの収穫
実家のキッチンガーデンでは遅れ気味だった長ネギの定植が完了し、少し気持ちに余裕が出てきました。次は梅雨明け間際に種蒔きを予定している人参の畝作り、そして8月末に定植予定のキャベツ、白菜などの冬野菜用の畝作りと続きます。父親はジャガイモを片付けると、今日も元気です。残っているジャガイモは2畝。スコップで掘り起こし、顏を出したジャガイモを拾って一輪車まで運びます。私はナスやトマト、きゅうり、ピーマンなどの夏野菜の収穫と、楽ちん作業を担当させてもらいました
懐かしい人からのメール
先週、勤めていた企業とグループ関係にあった米国企業の知的財産統括部門の責任者J女史からメールが届きました。10年ぶりの接点です。メールには「私の連絡先が分かったのでメールしたこと、そして私の近況を聞きたい」と書いてありました。J女史は米国で名の知れたライセンス交渉者で、私もこの人からいろいろなことを学びました。私の近況ということなので「実家のねこのお世話がかりの生活、そして木工と野菜作りの暇つぶしの生活」についてメールすると、今度はJ女史のその後の知的財産のキャリアとフロリダでの近況を記した長いメールをもらいました。退職後こんなに長い英文のメールを読む機会は無く、そもそもそんなものをもらう様な生活をしていません。日常とは異質な状況が突然i-Padを通してやって来ました。これも何かのご縁。今日はキッチンガーデンのジャガイモの収穫を延期して、一生懸命にメールを読み、一生懸命に返信することにしましょう
竹細工道具 「幅裂き」
梅干し作り用の竹ザルは、7mm幅のヒゴを使ったゴザ目編みで底部を編み終えました。後は縁を付ければいいのですが、びっしりと並ぶ真竹のヒゴを垂直に立ち上げるやり方が結局分からずじまい。次回の竹細工講習会で教わることとして、今日は、5mm幅の細いヒゴを作り、ヒゴの本数が少なくて済み、作り方も最後まで何とかなりそうな六目編みの竹ザルを別に作ることにしました。ヒゴの幅を揃える治具は「幅裂き」とか「幅決め」とか呼ばれるもので、要は片刃の刃物の間に太いヒゴを通して引っ張り、ヒゴの幅を刃物の間隔に揃えるものです。私の用意した幅裂きは、脇取りカンナと呼ばれる特殊なカンナの表と裏の2枚の細身の刃をコナラの輪切りに刺した原始的なものです。この治具、刃幅を所定の値にするのが難しいのですが、ちょっと竹細工職人みたいで気に入りました
胡麻プロジェクトの離陸
今年の10大プロジェクトの一つの「胡麻油一リットルの搾油」は、当初は個人で借りている城山農場で行う予定にしていましたが、城山農場では昨年に続いて荏胡麻を栽培することにし、胡麻プロジェクトの会場は急遽農の会の栗園となりました。3週間前に胡麻用にマルチ6畝分を敷き播種しておいたところ、雨にも恵まれ順調に発芽しています。一畝に胡麻の木50本。6畝で300本。一本当たり4mlくらいの搾油量を期待することになります。仮に1mlが1gとして、昨年の経験から20%の搾油効率は期待出来る事から、4mlの搾油には一本当たり20gの胡麻の実の収穫がプロジェクト達成に必要です。この収量を目指し、次なる作業の間引きをキチンとやりましょう
オガクズの評価
寺家木工舎に行ってみると自動カンナの集塵機に溜まったオガクズがゴミ袋6個に分けて棚に置いてありました。前回の11袋は全量、小野路「あした農場」の渡辺さんに引き取ってもらい、あした農場の人気者のヒツジ君のリビングルームに敷いてみるとのことでした。しばらく前に渡辺さんに様子を尋ねると、また使ってくれるとのことだったので、今回の6袋もヒツジ君のリビングの所に持って行きます。さっそく歓迎の大合唱が始まり、よく聴くと「高級オガクズ、ありがとう」と言っているように聞こえます
長ネギの定植
JUGEMテーマ:農作業・家庭菜園
今日は1ヶ月ぶりに農の会の共同作業から一日の開始です。ニンニクの調整を終えて個人作業に移り、気がかりだった長ネギの定植にようやく着手することが出来ました。長ネギ栽培にはちょっと自信があるのですが、今年はさび病対策が後手に回り、さび病の痕跡のある苗ですが何とかなるでしょう。定植は30cmの深さの溝掘りからです。となりの苗床から必要量の数倍ぐらいの量を抜き取り、それをサイズで3段階に分けます。今回は第一圃場で1畝、実家のキッチンガーデンで2畝の計3畝で本数で500本ほどで、苗は2000本以上はあるので使うのは太いものだけになりそうです。溝に苗を立て掛け終えたら、用意しておいたワラを苗が動かないように敷き詰め、そこに軽く土を掛け、化成肥料を軽く撒いて、長ネギの定植作業は完了。晩秋には白い部分が40cm以上の長ネギを目指します
トマトの季節到来 (農の会個人圃場)
JUGEMテーマ:農作業・家庭菜園
実家から夕方近くに町田に戻り、残り少ない今日の一日を農の会の個人圃場で過ごすことにしました。個人圃場は本来なら6畝で野菜が育っているところ、今年は手をかける余力が無く、現在、長ネギの苗とトマトの2畝、それにナス/きゅうり/ピーマンの1畝の合わせて3畝のみです。その中でトマトは順調に来ていて、各木の第一花房には完熟のトマトが一つ二つ成っています。今日はこれを収穫。トマトの季節が始まりました
尾久駅
所用があって尾久駅に降りました。上野駅から北に向かって一つ目の駅です。電車が止まり、ホームに降りたのは私一人。反対ホームで電車を待っている乗客も一人、東京のど真ん中にこんな閑散としたJRの駅があるとは何とも不思議です。細く長く伸びたプラットホームには電車でなく蒸気機関車に引かれた青森行きの鈍行列車が似合いそうです。出口は線路の東側に一つだけ。小さな駅舎の改札の向こうには都会の駅前らしい賑やかさはありません。この簡素を超えてお茶目な駅にはスイカや自動改札機は似合いません。この駅だけは昔懐かしい切符(硬券)に変えてはどうでしょうか。
竹細工 天日干し用竹ザル作り(2) ゴザ目編み
前回、7mm幅のヒゴを使って篠竹細工で習った六目編みを試みたところ、梅干しが抜け落ちるほどの大きな目になってしまいました。今日は朝から雨で絶好の竹細工日和。竹細工再開です。目が小さくなる編み方と思うものの、他に編み方は習っていないので、ネットで調べて一番簡単に見えた「ゴザ目編み」というヒゴを縦と横に編んで行く編み方で編んでみました。この編み方は特に知恵を働かすようなところが無く単純に編んで行けるのですが、難点はヒゴを大量に使うことです。兎に角、手持ちの7mm幅のヒゴを全て使うことで60cmx60cmの底は編むことができました。次なる課題は縁をどうするか、この工程も習っていません。梅雨明けまでにザルが出来上がるか心配になってきました
自治会の公園清掃
自治会の今年度最初の協同作業となった公園清掃活動に参加しました。20数年住んで初の参加です。自治会地域内にある4つの公園をボランティア参加した皆さんで手分けして清掃します。お決まりの高齢者だけでなく若い奥さんもお子さんも集まって来て皆さんやる気満々です。この地域は普段から公園だけでなく道路にもゴミは落ちておらず、ゴミがないのが当たり前のように思っていましたが、多くの人たちが日頃からゴミ拾いしているおかげであることが分かりました。ゴミ拾い、私も頑張ります
ハンガー掛け作り(6) ホゾへのくさびの差し込み
寺家木工舎でのハンガー掛け作り、残りは各ホゾへのくさびの差し込みと蜜蝋仕上げ塗装だけとなりました。まるで公園の鉄棒のようなそっけない作りとなってしまい、せめてもの反撃がホゾに差し込む白いハードメープルのくさびです。鋸で引いた溝にくさびを金槌でたたき入れて、ホゾの凸部を台形状に整え、それに荏胡麻油を拭くと、ウオルナットの焦げ茶の中にハードメープルの白がくっきりと浮かび上がりました。このワンポイント、なかなかおしゃれです
六本木サテンドール
大学同窓のSさんはジャズボーカリストのUさんのファンです。Sさんから、Uさんが参加するSinger Song Writersのライブに行こうと誘われ、一年ぶりに乃木坂の駅を降りました。会場は六本木サテンドール。外はまだ薄日が残る中、ライブが始まりました。Uさんの含む4人のsinger song writerがオリジナルの曲を披露していきます。会場はゆったりとし時間が流れ、畑にも工房にも無い非日常の空気を堪能した夜となりました。「音楽が出来ないグループの人」から早く「音楽の出来るグループ」の人に移りたいと思います
文箱欅版2作目、完成です
JUGEMテーマ:木工
拭き漆での仕上げを目指して作ってきた2作目の欅の文箱、いざ塗装に入ろうすると、拭き漆の技量があまりにも低いことを直視させられます。そんな時に木遊びの幸兵衛先生が、欅板の敷物に「撥水セラミック」なる新塗料をハケを使って塗布し、それが非常に綺麗な仕上がりとなりました。この塗料、もっと遡ると木遊びの木友のKさんがナラ材で製作したダイニングテーブルの仕上げに使ったもので、水を弾くだけで無く木地を保護する効果もあるとのことでした。文箱は、使い方によっては硯箱になり墨が滴れることも考えられます。拭き漆仕上げに執着せず、「撥水セラミック」を幸兵衛先生に分けてもらうことにしました。出来上がりは、木口の黒ずみも無く、僅かにあったキズも目立たなく、非常に良い出来です。文箱欅版(撥水セラミック仕上げ)、ようやく完成しました
ハンガー掛け作り(5) 組み立て
JUGEMテーマ:木工
ハンガー掛け作り、場所は木遊びから寺家木工舎に移動しました。今日はボンドを使って組み立てを行います。梅雨期のためか文箱作りで中断している間に、130cm長の角棒に数ミリの反りが発生しました。仮組みの時はクランプで挟むとホゾ穴にホゾが無理無くスムーズに入ったのですが、今日はクランプを締めていくと、ホゾがキュッ、キュッと音を発しながら断続的に入っていきます。組み立て終えて柱の角棒の直線性を確認するとほんの僅か内側に凹んでいます。そこで二本のクランプの締める位置を調整し、各接合部が直角で、且つ二本の柱に反りが生じないよう両クランプの締め具合を調整。ボンドが乾くのを待ちます。仮組みは楽しいのですが、ボンドを指して組み立てる時は相変わらずドキドキです。前期高齢者になるまでに組み立ての腕をもう一段上げて、精神的負担を軽くしたいと思います
(寺家木工舎の木材置場、兼塗装等の作業場、兼仕掛品置場用の部屋)
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