久しぶりの農の会の共同作業参加(伐採)
久しぶりに農の会の共同作業に参加することにしました。
昨年10月のコロナワクチン接種以来、何かの祟りに当たったように体のあちこちがおかしくなり、現在は右腕を上げる動作が出来ない、左膝をしゃがめることが出来ない、慢性的に右骨盤が痛いの三重難で、基本他の人のペースに合わせた農作業することは出来る状況に有りません。が、今日の共同作業の内容は農の会が農地拡張する畑の脇に生えている桑の株立ちの伐採と撤去とのこと。私が参加するというより、私の持ってる中型チェーンソーが参加の主体で、それを左膝を曲げない、右腕を挙げない姿勢の範囲で操作する操作補助員ということで参加します。
私の持参したチェーンソーは難なく株立ちの桑を幹の下から伐採。操作補助員は左膝を曲げることなく、右腕を上げる姿勢になることもなく作業を終えました。
https://www.instagram.com/p/C449E6rBV83/?hl=ja
そこにWさんがワンカップの日本酒を持って来ました。木を切る時に御神酒をあげようと持参してきたとのことです。伐採当事者の操作補助員にそのような気遣いが全く出来なかったことが反省されました。
Mさんがそのお神酒を掛けている時に、そのWさんが「この鍬の木は死なず、また芽(脇芽)が出て来る」と大きな声の独り言を発しました。その声に、御神酒も上げること無く伐採してしまった操作補助員への追加の祟りは無い、と言ってくれているような気がしました
この冬は千枚漬けを断念
鼻水は止まらないものの、午前中は今年最初の農の会の個人管理圃場での作業と決めました。作業項目は3つ。一つは冬越し栽培の玉ねぎとニンニク、それに絹さやへの一回目の追肥。二つ目は大根やネギ、ブロッコリーなどの冬野菜の収穫。3つ目はその冬野菜の一つの聖護院かぶが収穫できるか確認することでした。
この10年、毎年聖護院かぶを栽培してきました。獅子柚子ぐらいのサイズに育った聖護院かぶを収穫して、それで千枚漬けを作ることが私の冬の歳時記の題材になって来ました。が、この冬の聖護院かぶはすこぶる生育が悪く、年末でも大きさは大き目の小蕪程度でした。今日最後の期待を持って聖護院かぶの畝を覗くと、残念ながら大きさに変化は無し。この冬の千枚漬け作りは断念することにしました。
これで私の加工食品作りは、千枚漬けを飛ばして2月の蕗味噌作りとなります
(収穫はして来たものの大根の径程度しか無い聖護院かぶ。普通の蕪として役立ってもらいます。)
大生姜の越冬準備
今日は、明日の今期最初の炭焼きの準備で、ドラム缶窯に炭材の竹を詰め込む作業が有ります。そのためそうのんびりは出来ないのですが、朝方、延び延びになっている掘り上げた大生姜の保存をやってしまうことにしました。生姜は寒さに弱く、15度を下回る所に置くと死んでしまうと言われており、今日からグッと冷えた我が家では、このまま掘り上げた状態で室内に置いておけば生姜の未来は有りません。
10日ほど前に農の会の個人圃場で収穫してきた生姜のうち半分を甘酢漬けにすることにして、残りの半分を来春の種生姜として越冬させます。
生姜は土を取ることなく、濡れた新聞紙で包んでそれを発泡スチロールの箱に詰めていきます。詰め終わったら蓋をして、密閉性を上げて湿度を維持するためにテープで蓋をとめます。その箱をこの家で夜間最も暖かい冷蔵庫の上に置き、春を待ちます
(生姜を濡れた新聞に包み、発泡スチロールの箱に詰めているところ)
何とか終えた玉ねぎの植え付け
実家の町の老舗種屋さんで受け取った玉ねぎの苗は雨の中町田に移動し、晴れ間が見え始めた2時半には農の会の個人圃場に到着しました。二週間前に準備した玉ねぎの畝は十分に水分を吸って、定植には最適な環境です。
ここから10メートル離れたフェンス脇のミニ圃場には自前の玉ねぎの苗作り用のミニ畝があります。種屋の立派な苗を植えつけた後、このミニ畝で生き残っている種屋のものの十分の一にも満たない小さな苗を採取して、立派な苗の続きに植え付けました。自前零細農家の意地です
(右:植え付けが終わった玉ねぎ。中央: にんにくの手前の部分に絹さやを播種。右端: これから収穫の大生姜。)
長ネギの土寄せと玉ねぎの植え付け準備
実家の町の丸一週間の滞在と、戻ってからの病院通い等のために暫く来れなかった農の会の第一圃場、今日はここで久し振りに野菜の管理作業を楽しみます。前回ここに来た時はまだ夏の余韻が残っており、もっぱら葉物野菜の青虫退治が主な作業でしたが、今日は正に秋の雰囲気で、作業も秋の野菜管理作業の定番の長ネギの土寄せ、それが終わったら今年最後の植え付け/播種となる玉ねぎと絹さや用の畝の準備を行います。そして最後は一年中定番の圃場全体の草取りで〆ます。
約2時間の作業でしたが、汗かくことなく快適に体を動かすことが出来ました。
一年中こういう気候であればと思いましたが、もしそうだとすると、栽培出来る野菜はぐっと固定された種類になってしまい、野菜作りの楽しみは半減以下になってしまうと思うと、暑さ寒さも有り、ということでいいことにします
(右から長ネギ、キャベツ/白菜、大生姜、玉ねぎ用畝、ニンニク/絹さや用畝、ブロッコリー/カリフラワーの各畝)
冬野菜の消毒
農の会の個人管理圃場に定植した白菜・キャベツ・ブロッコリー・カリフラワーは順調に大きくなっています。しかし時々は防虫ネットを外して葉っぱや芯に青虫やヨトウムシなどの蛾や蝶の幼虫がいないかチェックしないとあっという間に葉がレースのような状態になってしまいます。
今日は一週間ぶりにその青虫チェックを行います。糞が付いてれば間違いなく青虫がどこかに潜んでいるので葉っぱ一枚一枚を表裏観察して芋虫を駆除していきます。
ブロッコリー、カリフラワー、キャベツと順調に芋虫チェックが終わり、最後に一番順調のように見える白菜のチェックとなり、一通り糞の有無を確認すると全く見当たらず、順調そのものと、防虫ネットを掛け直そうとしたところ、白菜の外側の葉っぱで一枚ひっくり返えって裏側が見えてる葉っぱに灰色の粉のようなものがたくさんくっ付いているのが見えました。これはアブラムシの死骸。その株の内側の葉っぱをよく見ると黒っぽいアブラムシがくっ付いています。アブラムシは白菜やロメインレタスの天敵で、普通もっと寒くなった時に大発生することがあります。青虫と違って指で摘んで取り除く訳にも行かず、ここは農薬に頼ることにして、「アブラムシ退散、アブラムシ退散」と念も込めての農薬散布を始めました
<備忘録/散布農薬:モスピラン250倍希釈液、散布対象:白菜とキャベツ>
芋蔓切り
町田に戻って久しぶりに農の会の共同作業に参加します。今日の作業は、農の会が近くの幼稚園から請け負ったサツマイモ栽培の畑で、収穫時期を迎えたサツマイモの芋蔓切りを行うということで、多くのメンバーが幼稚園が借りた畑に集まりました。先週の試し掘りで芋の出来は上々とのこと。芋蔓を引っ張ってきるとき、芋も芋づる式に地面から出て来てしまうといけないので慎重に鎌を入れて蔓だけを剥ぎ取って行きます。2週間後にはここで沢山の園児と保護者がサツマイモ掘りを楽しむことになります
共同農作業の一日
実家への移動を明日に延ばし、今日は久しぶりに農の会の共同作業に参加しましました。
ニンニク植え付け用の畝立てと、既に播種が終わっている大根、蕪、それにほうれん草、水菜、小松菜などの冬の葉物野菜の畝の草取りと間引きをおこないます。
共同作業が終わると各自の個人圃場での作業に移りました。私は、ちょっと欲張って未だ種蒔きが終わっていないのらぼう菜と2回目のルッコラ用の畝を立てることにしました。その後はいつもの秋ナス、ピーマン、オクラを収穫。
暑くも無く寒くも無く、空気は透き通っていて、一年の中で一番気持ちの良い農作業の一日になったように思います
(買い物かごには収穫し終わった秋茄子とピーマンとオクラがいっぱい。)
生姜の元本回収
ブロッコリーや白菜などの冬物葉物野菜の苗を植え付けてからほぼ一か月。防虫ネットの中の苗はすっかり大きくなりました。今日は防虫ネットを外して畝のそばにすわりこんで葉っぱ一枚一枚裏表もひっくり返しながら青虫(ヨトウムシ、シンクイムシ)の駆除をやります。糞が見つかる株にはまず青虫がいます。葉物野菜の株は4種類それぞれ16株なので計64株、一株3〜4分掛けて青虫探し。ほぼ半日の暇つぶしとなりました。
帰り掛け、白菜とオクラの畝の間の生姜の畝で、芽が出なかったところを一箇所掘りました。今年は異常気象のためか、植え付けた種生姜の4割ほどは発芽しませんでした。しかし生姜は植え付けた種生姜は発芽しても種生姜がほぼ植え付けた状態で残ります。芽が出なかった種生姜はなおさらのはずで、案の定、掘ったところからは植え付けた時と同じような生姜が出てきました。生姜は元本が回収出来る、清貧就農指向の私が最も気に入っている野菜です
(発芽せずにこの夏地中に留まっていた大生姜。おろし生姜やみじん切り生姜に十分使える。)
玉ねぎの再播種
農の会のフェンス傍ミニ圃場で播種した玉ねぎ、昨日見に来たときは萎れてしまい再生できないと思い、種を再度購入、種まきをし直そうと圃場にやってきました。
防虫ネットを外して観察すると、昨日萎れていた小さな玉ねぎの芽はピンとしておいり、昨日は水不足で一時的に萎れていたようです。一方で、四センチほど伸びた芽が途中で無くなっているものがかなりあることに気づきました。中には根本だけになっているものもあります。これはどう見ても食害。マルチの穴を一つ一つ確認していくと、見つけました。ヨトウムシらしき芋虫が、小さな玉ねぎの苗に上って芽の先頭をかじっています。
ヨトウムシは地面の中に潜んでいるので目視で全滅させることはできません。できるだけ駆除して、食害の有った苗を抜き取って再度種を蒔くことにします。しばらくはヨトウムシとの根競べを覚悟となると思われます
(ピンと立った発芽した玉ねぎ。食害のため苗が消滅したマルチ穴が見える。)
定番冬葉物野菜の苗の到着
9時を回ってあたりで役員さんの車が到着。調整台の上に発泡スチロール製の縦横8x16の128ポットのトレイが並べられました。私が今年購入した苗は4種それぞれ32本ずつ。それぞれの野菜のトレイの4列目の所にハサミを入れて、取り分けさせてもらいます。
いよいよ2023年の冬野菜の活動が始まりました
人参の発芽
町田に戻って、農の会のフェンス傍ミニ圃場に播種した人参の状況を見に来ると、5穴マルチの穴から独特の形をした細い人参の芽が出ていました。発芽率は50%程度、例年ではとても及第点とは行きませんが、今年の異常気象の元では「腹5分目」でも良しということにしましょう
(手前はまだ収穫が残っている3月蒔きの人参畝。向こうに、秋茄子に向けての剪定を待つナスのミニ畝が見える。)
きゅうり棚、トマト棚のお焚き上げ
20日間の法事シリーズが終わり、今日から農業従事者に戻ります。今後一ヵ月での予定作業は夏野菜の片付けと耕運、その後冬野菜の播種・植え付けを順次行っていきます。
今日は農の会のフェンス傍ミニ圃場で栽培して来たきゅうりとトマトの棚の片付けを行います。私の棚は、10年前に研修農場で教わった竹を骨格としてそこに支柱を並べるもので、今時こんな古めかしい作りの棚はなくなりました。棚に沿わせたトマトときゅうりの木を剥がして支柱を抜くと、約4ヶ月間トマトときゅうりを育成してくれた真竹で組んだ棚の骨格が現れました。
柿園の中にあるドラム缶の窯に火種を起こし、その中に解いた真竹を投げ入れると、これはトマトときゅうり棚のお焚き上げのようです。
昨日までの法事が頭に染み付いてしまっているんでしょう
(右端: トマトときゅうり棚が片付き、ナスとピーマンの畝が残ってフェンス傍ミニ圃場)
お盆明けの人参の播種
7月、梅雨明け時に二回チャレンジして全滅した人参の播種、お盆明けの今日3回目をチャレンジしました。農の会のフェンス傍ミニ圃場に5穴のマルチを敷いて、一穴2粒ずつコーティングされた種を蒔いて、蒔き終わったらミニ畝全体に遮光ネットを掛けて種蒔き完了です。
「三度目の正直」を期待しましょう
(種まきした畝の奥には3月蒔きの人参がまだ10本程度残っている)
精霊棚に並べる馬のきゅうりの入手
町田に戻って、農の会のフェンス傍ミニ圃場のきゅうりの様子を見にくると、6本あったきゅうりの蔓のうち2本が生き残っていました。ありがたいことに、ちょうどいい大きさのきゅうりが一本棚にぶら下がっています。これを収穫。明日はこのきゅうりを持って実家の町に戻り、精霊棚作りを始めます
(ちょうど良いサイズのきゅうりがぶら下がっていたフェンス傍ミニ圃場のきゅうり棚。)
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