菜箸販売の準備
菜箸を含めた竹のカトラリーのPOPを用意しようと思い、数日前にちょっと使った「フリーボード」なる編集ソフトで朝からPOP一枚を作成し始めました。が、思ったように行きません。そうこうしているうちにお昼を過ぎてしまいました。
今日は、午後3時から農の会の会合が町田ツーリストギャラリーの近くの会議室であり、それまでに町田ツーリストギャラリーに竹のカトラリーのPOPと販売品の菜箸数組を納品出来れば、一日を上手く使った気分になれるはずで、そんなことを考えているうちに更に時間が経過。
ついにフリーボードは諦めて、以前POPを作ったPCに入っているパワーポイントを開き、古いPOPにある「竹のミニフォーク」の代わりに「菜箸」を取り込んで、前作と同じレイアウトの、超変わり映えしないPOPが出来あがりました。フリーボードの習得は次回に回しましょう
(竹のカトラリーのPOP画像。菜箸がミニフォークに代わった。)
竹のカトラリーの新商品「菜箸」の販売
竹のカトラリーは竹ヘラを中心に毎月少しずつ売れていて、竹炭商品が品切れになった時、何とか炭焼研究会の販売スペースを埋める役割として貴重なものになっています。一方で、カトラリーを作るのは大変で、基本その作業量はカトラリーのサイズに反比例します。更に形状に凹面があると工数が掛かり、次に凸面、一番簡単なのは平面で構成されたものになります。この二つの法則で診ると、サジの一番小さいもの(塩さじ)が最も時間が掛かり、大きい竹ヘラが最も短時間で出来ます。
更に短時間で出来、且つ自分で使って使い易いものに「竹の菜箸」があります。形は細長い四角錐で5面共平面で出来ており、孟宗竹から鋸と小鉈、それに鉋だけで仕上げることが出来ます。
本日そのサンプルをツーリストギャラリーに持参して、基本販売の承諾を得ました。さてこの新商品、はたして売れるでしょうか。ちょっとワクワク、ちょっとソワソワです
竹ヘラ作り
お彼岸前のお墓掃除の日程の連絡が実家お隣りさんからありました。彼岸の入りまで後5日、実家跡地や生垣法面の草刈りもまだ始めたばかりでまだ相当量が残っています。
今日は午前中農の会の個人圃場の冬物野菜のお世話をして、午後は横浜木遊びで一昨日運び込んだ孟宗竹から竹ヘラを作り、夕方には実家の町に移動して、明日からの草刈りの日々に備えることにします。
横浜木遊びは今日もエアコンが効いていて、2階に設置してある電動糸鋸を使っての竹ヘラの型取りは順調に進み、作業は次の工程の残暑厳しい一階に設置されているベルトサンダーを使っての削り出しに入りました。この作業、いつもは切削された竹の白い微粉が空中を舞い、それが汗まみれの肌や服にくっついて、あっという間にメリケン粉を付けた天ぷらの具材のようになってしまいます。が、今日のの竹材はまだ沢山水分を含んでいるいるためか切削粉は粒が大きく、色は白というより黄色気味で、それが体にくっ付くと今日の私はパン粉を付けたあとのフライの具材のようではないかと思われます。
4本を仕上げたところで時間切れ。エアガンを使ってパン粉を完全に落として、実家に向かいました
(左下:竹短冊に型紙を貼り付けたもの、左上:糸鋸でヘラの形に切り出したところ、右:サンダーで切削終わったもの)
孟宗竹の初切り
一昨日町田ツーリストギャラリーから竹炭(袋入り)、竹炭ポーチ、粉炭の納品依頼に加えて竹のカトラリーのうち竹へらも売り切れたとの連絡が入りました。炭関係の用意は何とかなるのです。竹ヘラをどうするか。竹のカトラリー作りに使う孟宗竹の在庫はまだあるのですが、竹の導管に黒カビが出ていたので、使えるかどうか気になります。
とにかく町田に戻って、竹ヘラの仕掛品を見ると、やはりヘラの頭と尻の木口が見えるところに黒いシミの様な模様が出ています。
今年2月ごろに切って保存して使って来た孟宗は廃棄することにして、今度の納品するカトラリーは、竹切りシーズンにはちょっと早いのでですが新しく孟宗竹を切って作ることにします。
一つ歳を取って、上手く孟宗竹を切って搬出出来るか。極太ながらも少し細めの孟宗竹を選びました
(ちょっと古い四年もの孟宗竹の採取。先ずは倒して、それから玉切り。)
小梅梅干し作り、天日干し
梅雨明けとなって、我が家の梅干し作りも最終盤。4つの丸い平ザルに小梅が綺麗に並べられ、天日干しの開始です。
小梅の漬かり具合は万全のようですが、残念なのは平ザルが購入品であることで、自作する予定がズルズル延びて、タイムアウト。来年は時間厳守で頑張ります
(赤紫蘇で薄っすらと染まった小梅の天日干し。)
YouTube法話聴きながらの商品準備
各カトラリーを、切り出しナイフと丸鑿を使って形を整えて行きます。これが済むと待っているのは超単純作業の仕上げ。小さく千切った紙やすりを指先を使ってカトラリーを掴むようにして当て、指先に神経を集中してただひたすら擦ります。ある条件が全て揃うと指先だけがスムーズに往復動作を繰り返せるのですが、何か邪念が入るとその動きがつかえてしまいます。これは何かの修行のようで、どうせならとYouTubeで仏法法話を流しながら磨き上げることにしました。
法話の御利益のお陰か、夕方まで超単純振幅運動を続けることが出来、14本のカトラリーが用意できました
(YouTube法話のお陰で納品準備が出来た、竹炭15袋、粉炭10袋、竹のカトラリー14個。)
町田ツーリストギャラリーへの追加納品
布地を招きネコ模様に変えた竹炭ポーチと、昨日採って来た孟宗竹を使った竹ヘラ(含水量が高くカビ易いが、一方見た目がみずみずしくきれい。)の2商品を追加で用意して、これを今日夕方からの手話講習会に行く際に、その会場の近くのツーリストギャラリーに持って行くことにします。
さて追加納入品、目論見通りに売れてくれるでしょうか。
竹べら作り
町田ツーリストギャラリーへの竹炭と粉炭商品の納品、神学校での草刈り支援、山桜玉切りの入手、フェンス傍ミニ園のきゅうり棚作りときゅうり、ズッキーニの苗の植え付け、第一個人圃場の枝豆とインゲンの補植、会社時代の友人との定例飲み会、と今回の町田滞在で予定していたことは全て完了し、あとは木遊びで木工三昧してからアクアラインを渡って実家の梅の収穫に行こうと思う一方で、何か忘れていることがあるような気がして、どうも朝から気が晴れません。
そして思い出しました。そうです、ツーリストギャラリーからは、竹炭、粉炭の納品依頼のほかに竹のカトラリーの一つの竹ヘラが売り切れているという連絡を受けていました。竹炭と粉炭の納品時には「竹ヘラも直ぐ持ってきます」と返事をしたことをすっかり忘れていました。
今日の木遊びは「竹遊び」に急遽変更、太い孟宗竹を6cm幅短冊状に割いて、ヘラの形に糸鋸で切り抜き、ベルトサンダーという電動工具で、ヘラの形に仕上げていきます。出来た本数は7本。これを納品すれば、晴れて木遊び三昧になれるはずです、多分。
積んだ徳のお返しは山桜の玉切り
会社時代の仲間の定例飲み会が夕方あるので、今日は頭のなかではテキパキと言い聞かせて、せっせとこなして行きます。先ずは軽トラに刈り払い機を載っけて近くの神学校の畑の草刈りを手伝い、一つ徳を積みました。草刈りを終えて一旦自宅に戻り、道具をチェーンソーに替えて、再度神学校に。神学校の広大な敷地内の管理で伐採された山桜があること聞き、程度が良いものであれば譲って貰うつもりです。管理事務所に了解を求めに行くと「バンダナをくれるのでそれを身につけて作業して下さい」とのことで、無断で持っていく不届き者が居るための処置だということでした。
50cm径程度の竹細工の作業台に使えそうな伐採木が見つかり、それを玉切りして、軽トラに積み終えました。荷台には玉切り2つとバンダナが一枚。午前中に積んだ徳が早くもお返しとして現れました
(神学校で、バンダナ付きの山桜の玉切りを載せ、次の作業場の農の会の第一農場に向かう軽トラ号)
竹のカトラリーの納品
昨日に引き続いて今日も相続税申告書作り。この二日間は何処にも行かず書類とにらめっこで、こんなことは人生初で、これからも無いように思います。
夕方、一応申告書の本表の部分が出来たところで、作業部屋に移動。急いで竹のカトラリーを3個作り、合計10個のカトラリーを持って、車で町田ツーリストギャラリーに納品。帰ってきてから今度は、実家の町に移動します。
移動距離はいつもと同じ一日ですが、歩くことが無く、多分500歩も歩かなかった日となりました。昨夜はこむら返りで悩まされ、今晩もそれが心配で、どうも健康的には非常に良くない状態に落ちっている気がしてなりません
(町田ツーリストギャラリーでカトラリーを納品し終わったところ。竹炭研究会の棚は辛うじて維持されていました。)
塩さじ作りの工夫
塩さじ作りを始めて10年。孟宗竹を短冊状に割いて、それを糸鋸でさじの形にくり抜き、さじの窪み部分を丸鑿で削り、さじの凸部や枝の部分を切り出しナイフで成形し、最後に紙やすりを使って全体を整える、大きく分けてこの5工程で作って来ました。
3週間程前に、様々な道具を駆使して、木工品製作をより楽により安全なものに進化させていく達人の横浜木遊びの佐平次管理人から、窪み形成の工程の新たなやり方のアイデアを頂き、今日の木遊びはその実践です。
使う道具は、細かい刃が付いた球体の切削ビット。それをボール盤にセットして、バイスで掴んだ塩さじの形に切り抜いた竹の板に押し当てて、バイスを少しずつ動かして窪みを形成しようというアイデアです。乾燥した孟宗竹はかなり硬く、上手く削れるか不安がありましたが実際に削ってみると、狙った深さの窪みが難なく成形出来ました。小一時間の作業で、20個の塩さじの窪みの削り出すことが出来、これで大幅に時間短縮ができそうです。
過去10年間の丸鑿を使ったさじ窪みの削り出し作業の時間は膨大な量になります。これをどう考えるか。これはこれで良い精神修行になったと考えることにします
(ボール盤に球状切削ビットをセットして、塩さじの窪みを形成しているところ)
今年最初の商品作りは竹炭ポーチ
朝、もの凄く寒い外に出て、竹炭を15センチに切り揃える作業から一日を始めました。昨日、町田ツーリストギャラリーから「竹炭ポーチを待っているお客さんがいるので至急納品してほしい」との電話があり、それにお応えしようとの思いです。
悴んだ手で何とか50本サイズが揃った竹炭を用意出来、今度はそれを春柄のポーチ様の布袋に入れていきます。この袋は昨晩家内の夜なべ仕事で作ってもらったもの。袋詰めが終わったら、今度は、私は急いで横浜木遊びに移動して、実家ご近所から頼まれた、その家の娘さんがガラス細工で作ったうさぎを載せて飾るためのかまぼこの板のような台を作り、それが済んだら腹ペコ状態のシロへの給餌のために実家の町に移動。
68歳の誕生日も時給20円いくかどうかのあわただしい清貧作業におわれ、あっという間に過ぎ去って行きました
(自宅作業部屋での竹炭ポーチ袋詰め作業)
里芋の販売
銀杏林の手前にある実家キッチンガーデンの里芋の葉が萎れ始め、収穫時を迎えました。この里芋は例年父親の皮剥き作業を経て、直売所に持って行き、丁寧な皮剥きの付加価値で競合品より少し高めの値段設定で販売棚に並べて来ました。その売行きをチェックするのも父親の楽しみとする仕事でした。
例年と同じように圃場から里芋を掘り上げて来ましたが、次の工程の丁寧な皮剥き担当がいないため、今年は簡単に水洗いしただけで出荷することになりました。丁寧な皮剥きから一変した我が家の里芋は競合里芋商品より少し値付けを下げての販売となりました
(掘り上げて物置長屋の軒下まで運んで来た里芋。手前のタライで水掛け作業に入る)
干し柿作り (2) 干し始めて一週間
昨夜町田の自宅に戻っての今日の朝、掃き出し窓のシャッターを開けると、朝日を浴びて橙色に光っている干し柿が物干し竿いっぱいにぶら下がっていました。干し始めてちょうど一週間。落下したり、鳥に突っつかれて傷んだものは一つも有りません。それぞれの実が一まわり小さくなり、色が少し濃くなっていて、干し柿完成に向けて至って順調です。
変化と言えば、もの干し竿が刺さっている保持具の穴の位置が窓側に移動しています。ここ数日の雨で、干し柿が濡れてしまうことを心配していたのですが、この移動のお陰で難を逃れることが出来ました。アライグマが好物の干し柿が傷んでは困ると思い干し竿の位置を移動させたという可能性がほんの少し頭をよぎりました
(互いにぶつかりそうだった渋柿が少し小ぶりになり、隙間が出てきた干し柿70個。)
ツーリストギャラリーの販売品の補充の一日
今期最初の炭焼きが11月末に行うことが決まりました。ということは12月初めまで新炭(?)はできません。ということは町田ツーリストギャラリーへの主力商品の竹炭(袋入り)は12月まで供給出来ないということになります。現在、炭焼研究会の販売スペースには3週間前に持って行った超地味な「粉炭」しか有りません。この状況が後1ヶ月続くとなると、販売スペースが維持できるかどうか不安となります。
町田に戻って、その不安を解消しようと、今日は個人販売品の「竹のカトラリー」と「竹炭ポーチ」を作ってツーリストギャラリーに納品することにします。久し振りに自宅の作業部屋に篭って小刀とマル鑿でカトラリーを削り出していきます。クリスマスカラーのポーチ袋が出来上がったところで手持ちの少し長めに切った竹炭を入れて、カトラリー16個、竹炭ポーチ10個が出来ました。
心配ごとは減っては生じる日々ですが、それに対して「今やれることを淡々とやる」、出来れば楽しくやれれば、と思います
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- 竹のカトラリーの新商品「菜箸」の販売 (01/09)
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